映画『小さな恋のうた』の佐野勇斗×森永悠希が語る、青春時代と好きな恋うた!

平成で最もカラオケで歌われた男性アーティスト1位、モンパチこと、MONGOL800のあの名曲から生まれた映画『小さな恋のうた』が先週公開! 今回は主演の佐野勇斗くんと、バンドメンバーの一人を演じた森永悠希くんの、沖縄で行われた撮影の裏側や、2人がカラオケで女の子に歌ってほしい歌など、JJnetだけで特別に公開しちゃいます♡

PROFILE

佐野勇斗:1998年3月23日生まれ。愛知県出身。2015年、『くちびるに歌を』で俳優デビュー。その後「砂の塔〜知りすぎた隣人」(TBS)、「トドメの接吻」(NTV)、『ちはやふるー結びー』(18)、『青春 きみに恋した30日』(18)で初主演を果たして以降、又吉直樹原作の『凜-りん-』(19)、本作とたて続けに主演を務める。公開待機作に『かぐや様は告らせたい〜天才たちの恋愛頭脳戦〜』がある(2019/9/6(金)公開)。また、7人組ボーカルダンスユニットのM!LKのメンバーとしても活動中。

森永悠希:1996年6月29日生まれ。大阪府出身。映画『しゃべれども しゃべれども』(07)に出演し注目を集める。その後『カノジョは嘘を愛しすぎてる』(13)では、見事なドラムの腕前を披露し、「MUSH&CO.」の一人としてCDデビューを果たす。映画・ドラマ・舞台と幅広い分野で活躍中。近年の出演映画には、『ちはやふる』シリーズ(16-18)、『あさひなぐ』(17)、『羊と鋼の森』(18)、『青の帰り道』(18)などがある。

注目の映画『小さな恋のうた』について根掘り葉掘り聞いてみた!

編集部:今回は共演者同士、世代が近い方が多かったと思うのですが、撮影現場はどんな雰囲気でしたか?

佐野さん:色々映画の撮影をやらせていただいていますが、ここまで仲良くなる現場って珍しくて。クランクインからバンドの練習を半年間して、たくさんの時間を一緒に過ごせたことで自然な役作りができたと思います。沖縄での一番の思い出は、もりりん(森永さん)がご飯を作ってくれたことですね。もりりん(森永さん)とは昔から、家に泊まりに行くくらい仲が良くて、以前作ってくれた麻婆豆腐が美味かったので沖縄でも作ってもらったりしてました。

森永さん:みんなにご飯作ったりしてましたね~! ホテルにキッチンが設置されてたので、毎日外食より作っちゃった方が良いかなって思って。初めは1人でやるつもりだったんですけど、僕が自炊しようと思っていて、って話を佐野くんにしたときに、「え、俺も食べたい!」ってなって(笑)。そしたらみんなも「僕も僕も!」ってなって、結局みんなで食べました。

編集:今回の映画の『小さな恋のうた』は若者たちの青春を描いていると思うのですが、今振り返って、「あのとき青春してたな〜」って思うことって何かありますか?

森永さん:僕は小さい頃から役者のお仕事をさせていただいていたので、青春味わえてない人なんですよ。だからこの映画で青春を感じられて、「いいな~エモいな~!」って思いました(笑)。

佐野さん:僕は、高校時代に青春してましたね。小中では学級委員長や生徒会をやってたりして優等生だったんですけど、高校ではどっちかっていうとちょっとヤンチャなグループにいましたね。あと、高校の文化祭で、YouTubeで観たピカピカの泥団子作って100円で売ったりしてました(笑)。売れなかったですけど!

編集:お二人は思い入れがある恋うたはありますか?その歌にはどんな思い出がありますか?

佐野さん:二曲あって、一曲目は宣伝とかではなく、本当に『小さな恋のうた』ですね。恋うたって認識はなくてただメロディが好きで、初めて買ったのもこの曲でした。もう一曲はback numberさんの『ヒロイン』。ベタな恋愛ソングってあまり聴かないんですけど、この曲はいいなって思いましたね。

森永さん:僕は、上白石萌音さんの『告白』っていう曲がめちゃくちゃ好きで。一曲を通して1人の女の子の話を描いてるんですけど、曲の最後に「悲しいくらいあなたのことが好きでした」っていうフレーズがあって…。何回聴いても泣けちゃいます。

編集部:もし好きな子とカラオケに行く機会があったらどんな歌を歌いますか?

森永さん:照れ臭すぎて歌えないです(笑)。女の子がいるときは、恋愛ソングは歌わない主義ですね!

佐野さん:僕は、自分が一番うまく歌えるのを歌いますね(笑)。清水翔太さんの『366日』が僕の十八番です!

編集部:カラオケで、女の子にどんな歌を歌われたら好きになっちゃいますか?

森永さん:僕は見た目と違うテイストの曲を歌ってるのが好きかも知れないです。例えば、共演者の (山田)杏奈ちゃんは、あの可愛らしい見た目で椎名林檎さんの曲とかを歌うんですよ。エッジの効いたカッコいい曲を歌える女性に魅力感じますね。

佐野さん:僕はONE OK ROCKさんですね。僕が好きなアーティストだからっていうのもあるんですけど、ド直球な恋愛ソングを歌っているより、カッコいい曲を女性が歌うといいなって思います!

編集部:最後にこの映画を見てくれる人にメッセージお願いします!

佐野さん:試写会で、高校生から60代の方までいらっしゃったんですが、皆さんから「本当に良かったよ」って言ってもらえて。幅広い年代の方の心に響く作品だと思うので、是非映画館に遊びに来てくださいね!

森永さん:音楽を主軸においてるので、ライブとかフェスに行ってる感覚で見て頂けるとすごく楽しんでもらえると思います。音圧や迫力は劇場でしか感じられないと思うので、一度とは言わず何度でも映画館で観て頂きたいです!

映画『小さな恋のうた』が絶賛公開中!

沖縄の小さな町。日本とアメリカ、フェンスで隔てられた二つの「国」が存在する場所。そこでは、ある高校生バンドが熱い人気を集めていた。自作の歌を歌いこなし、観るものを熱狂させるその実力で、東京のレーベルからスカウトを受け、なんとプロデビューが決まる。しかし、喜びの絶頂で盛り上がる彼らに一台の車が突っ込み、バンドは行く先を見失ってしまう。そこに現れた、一曲のデモテープと、米軍基地に住む一人の少女。それらによって、止まった時計の針は前に進み始める。フェンスの向こう側に友の“想い”を届けるため、彼らは再び楽器を手に取り立ち上がる―。

映画情報

『小さな恋のうた』
5月24日(金)全国ロードショー
出演:佐野勇斗、森永悠希、山田杏奈、眞栄田郷敦、鈴木仁、トミコクレア/世良公則 ほか
監督:橋本光二郎
脚本:平田研也
Inspired by the songs of MONGOL800
配給:東映
(C)2019「小さな恋のうた」製作委員会