きじまりゅうたのパパごはん「お店みたいなきじ焼き丼」のレシピ
焼き鳥屋のランチや駅弁で定番の「きじ焼き丼」は、どうしてあんなにおいしいのでしょうか?コツはなに?
今回は、そんな「きじ焼き丼」のレシピをご紹介。週末に旦那さんがつくるごはんのひとつとして、ぜひマスターしてもらってください。
きじまりゅうたさん
祖母に村上昭子さん、母に杵島直美さんを持つ、名料理研究家の三代目。少ない材料&簡単な手順で男子がつくりたくなる味の考案にも定評あり!
「お店みたいなごはん」とは?
定食屋、ラーメン屋、喫茶店など、旦那さんが日頃よく食べている「あの味」を、きじまりゅうたさんが徹底分析!簡単につくれて家族受けがいい味を伝授してくれます!
お店みたいな「きじ焼き丼」のレシピ
「お店っぽい!」ポイント
パラッパラなそぼろ!
ツヤツヤな鶏の照り焼き!
【材料(2〜3人分)】
鶏もも肉唐あげ用…300g、鶏ももひき肉…200g、温泉卵…2~3個、刻みのり、紅しょうが…各適量、細ねぎ…3本、七味唐辛子…適宜、サラダ油…大さじ1/2、A(しょうゆ…大さじ2と1/2、砂糖…大さじ1、酒…大さじ1、おろししょうが…適量)、B(しょうゆ…大さじ2、酒…大さじ1、はちみつ…大さじ1、砂糖…大さじ1)
【つくり方】
【1】細ねぎは小口切りにする
「そのまま包丁を上から押しつけて切ってしまうと、断面がつぶれてしまいます。刃を斜め上から入れるように意識しましょう。力を入れすぎず、刃をすべらせるイメージで」(きじまさん)
【2】冷たい煮汁からひき肉を煮る
小鍋にAとひき肉を入れてよくかき混ぜ、ペースト状になったら火にかける。「菜箸でくるくるとかき混ぜながらパラパラになるまで3分ほど煮て」(きじまさん)
●パラッパラなそぼろをつくるコツ
・ひき肉の表面を水分でコーティング
↓
「火にかける前にかき混ぜる理由は表面のコーティング。煮てからひき肉同士がくっつくのを防いでくれるので、パラパラの仕上がりになります」(きじまさん)
【3】皮目を下にして鶏肉を焼く
フライパンに油をひき、鶏肉の皮目を下にして並べ、強めの中火にかける。「冷たい状態からじっくり火を入れて、皮から油を出します」(きじまさん)
・焼きながら余分な油を拭き取って
「焼きながら拭き取ると、ひっくり返したときも油がはねにくいのでおすすめ。畳んだキッチンペーパーを菜箸で掴んで拭き取ります」(きじまさん)
●なんで油を取るの?
「余分な油を拭き取ることで、このあとの煮汁が含みやすくなり、肉の食感がやわらかくなります」(きじまさん)
【4】とろみがつくまで煮絡める
Bを加えて強めの中火にし、とろみがつくまで2分ほど煮絡める。「ぶくぶくと煮汁が沸騰するので、お好みの濃度まで煮詰めてください」(きじまさん)
●照り焼きのコツ
・フライパンを傾けながら絡ませて
「水分が飛んで糖分としょうゆの成分が残ると照りが出ます。フライパンを傾けながら絡ませると全体が照り照りに」(きじまさん)
【5】立体的に盛りつける
ご飯の上にのりを散らし、そぼろと鶏の照り肉、温泉卵をのせ、紅しょうがとねぎをちらし、好みで七味をふれば完成!
・鶏肉は立体感を意識して盛る
「お店っぽくおいしそうに見せるコツは、肉同士に立体感を持たせて盛ること。肉を寝かさず立てて盛りつけて」(きじまさん)
・家にある丼でもおいしそう!
「家にある丼でも、紅しょうがと細ねぎを散らせばお店っぽく見えるのでおすすめ。トレイにのせて定食屋さん風にも見せられます」(きじまさん)
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調理/きじまりゅうた 撮影/北川鉄雄 スタイリング/鮓本美保子 構成/タカノマイ(Mart編集部)
Mart2018年6月号
週末の料理で褒められたいお父さんへ
きじまりゅうたのパパのごはんは「まるでお店みたい」Vol.3より