いよいよ夏本番！キャンプやバーベキューなど、アウトドアが楽しい季節の到来です。でも、「バーベキューをしよう！」と思い立ったとき、初心者にとっては道具を選ぶのが最初の関門に…。どのアイテムを見てもデザインや色がいっぱいあり、価格もさまざま。何を選べばいいのかわからない、という方も多いのではないでしょうか？

そこで今回は、アウトドアスタイル・クリエイターの四角（よすみ）友里さんに、バーベキューやキャンプに必要な道具と選び方のポイントを教えてもらいました。この夏、アウトドアデビューを目指す方は必見です！

教えてくれたのは

アウトドアスタイル・クリエイター　四角（よすみ）友里さん
山スカートを世に広めた、山ガールブームの立役者。機能的かつおしゃれな、女性のためのアウトドアウェアの企画開発などを手がける。著書に『一歩ずつの山歩き入門』『山登り12ヶ月』。SNSでアウトドアライフを発信中！

ワンランク上の本格バーベキューに必要な道具はコレ

【1】テーブル・チェア

アウトドア用のテーブルとチェアには、ハイとローの2つのスタイルが。「ハイスタイルは立ったり座ったりの動きやすさが利点。ロースタイルはリラックス感を得られ、小さくてコンパクトなものが多いです」（四角さん）

【2】テント

「日帰りキャンプだと本来は必要ありませんが、お子さんが眠くなったときや着替えをしたいとき、また、日よけ、風よけとしても役立ちます。テントがあれば、いつかお泊まりキャンプも……と夢が広がります」（四角さん）

【3】食器

「紙製のものは片付けが楽ですが、せっかくのアウトドアなので環境に配慮した、使い捨てでないものを選んでいただきたいです。火にかけられるアルミ、ステンレス、チタン素材だと調理道具にもなり、かなり本格的になります」（四角さん）
木繊維とポリプロピレン製（直火不可）。皿大・クピルカ44 ¥2,900、皿小・クルピカ14 ¥1,600、コップ・クルピカ21 各¥2,400（すべてモンベル）

「家でも使える」がバーベキューの道具選びのコツです

「アウトドアの道具は家でも使いたくなるおしゃれなものが増えているので、まずはそんな視点で選ぶのがいいと思います。次にチェックしたいのが、重量と収納時のコンパクトさです」と四角さん。いくらかわいいといっても、しまったら最後、永遠に出番がこないなんてことのないよう、気軽に出かけたくなるような使いやすさ、組み立てやすさが大切なポイントなのだそう。

「日帰りでもキャンプ道具は意外とかさばります。車からテントサイト、駐車場から自宅まで、それを運ぶとなると軽さは大事ですね。あと、道具ではないですけど、黒いウェアは避けてください。ハチやブヨが好む色なんです」（四角さん）

道具選びに迷ったら、「テーブル・チェア」「テント」「食器」、まずはこれらを押さえて揃えてみてください。きっとアウトドアを満喫できるはず。

 

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撮影／志波慎寿介　取材・文／新里陽子　構成／タカノマイ（Mart編集部）

Mart2019年8月号
最新「バーベキュー雑貨」ニュースPart1
会場入りから設営までわかりやすく解説　かわいい道具を選んでバーベキューデビューしよう！より