日本茶アドバイザーが教えるSNS映え「ピンクの日本茶」が流行中!

いま、色が変わってSNS映えをするお茶が流行っています。なかでもバタフライピーの青色は夏の空のようで綺麗ですね。実は日本茶の中にも色の変化が楽しめるお茶があるんです! その名も「サンルージュ」。緑茶なのに酸を加えると、口紅のような鮮やかな紅色に変化する、まさにSNS映えする日本茶です。



そんな「サンルージュ」を気軽に楽しめる「日ノ茜」。ティーバッグタイプはレモン果汁やリンゴ酢などの酸を入れることによって色の変化が楽しめます。また、スティックタイプは顆粒状で紅色の水色(すいしょく)になるように調整されているため、外出先などでも手軽に味わえます。

日ノ茜 スティック20包入り¥2000 6包入り¥1000 ティーバッグ4包入り¥600

酸を加えると薄いグレーからピンクに



サンルージュは口紅を連想させる色からルージュ、日当たりの良い環境でよく育つことから太陽のサンをとって名付けられました。お茶の品種は育成までに長い年月を要するため、日差しを浴びて元気に育ってほしいという育成者の方の熱い思いも込められています。また、紅色の葉はアントシアニンやカテキンを含んでいるために抗ストレス効果や血糖値の上昇抑制効果があると期待されています。

左の写真は熱湯で淹れたサンルージュです。右はレモン果汁を数滴加えたもの。アントシアニンが酸に反応すると、このような色に変化します! 色の濃さは酸度によっても変化していくため、お好みの濃さでも楽しめます。ちなみにそのままで飲むと、一般的な煎茶よりもやや渋みが感じられる味わいです。今回はサンルージュの色が変わる特徴を活かしたアレンジをしてみました!

鮮やかなピンクで大人の味わい サンジュールのレモンソーダ割り+りんご酢



<材料>3~4人前
日ノ茜 スティック…1本
レモンソーダ…250ml
強めの炭酸水(無糖)…適量
リンゴ酢…適量

サンルージュをレモンソーダに混ぜ、リンゴ酢と強めの炭酸水で味と色を調節したら完成。
レモンソーダは市販のものでOK。そこにリンゴ酢で酸度を増すことにより、より濃い紅色に大変身! ほのかなお茶の渋みが甘いレモン風味とマッチして、ビターな大人の味わいになりました。食前酒の代わりにもぴったりです。

目にも優しい薄紅色でほっと一息 サンルージュのフルーツティー



<材料>2~3人前
日ノ茜 ティーバッグ…1袋
熱湯…350ml
お好みのフルーツ…適量
リンゴ酢…適量
砂糖…適量

あらかじめカットしたフルーツをティーポットに入れ、別に淹れておいたサンルージュを回すようにゆっくりと入れます。砂糖とリンゴ酢でお好みの色と甘さに調節したら完成!
フルーツの香りや味がサンルージュと合わさってほっとする優しい口当たりのお茶になります。家でまったりと落ち着いて過ごしたいときや甘いものが欲しいときにもおすすめです。

大人から子どもまで楽しめるおやつ サンルージュのフルーツヨーグルト



<材料>2人前
日ノ茜 スティック…2本
ゼラチン…適量
熱湯…適量
レモン果汁…適量
砂糖…適量
オレンジ、パインなどのフルーツ…適量
ヨーグルト…適量

熱湯でサンルージュを淹れ、ゼラチンと砂糖を混ぜて、器に流し込んでゼリーをつくります。固まりづらくなるため、レモン果汁を入れすぎないことがポイント。つくっておいたフルーツヨーグルトをのせたら完成。プルプルのサンルージュゼリーとヨーグルトの相性は抜群! かき混ぜて食べることをおすすめします。まるでミルクティーを飲んでいるときに感じるような、甘さの中に茶葉の渋みがほんのりと感じられる味わいに。前日の夜につくっておけば、朝ごはんのデザートにも!

サンルージュは老若男女問わずに楽しめるお茶ですが、なかでも女性を中心に愛されているお茶です。お友達や子どもと一緒に色の変化で盛り上がったり、お酒や料理と合わせてもアレンジの可能性は無限大。2011年に品種登録されたばかりの新感覚のお茶、サンルージュはお茶が好きな人はもちろん、お料理が好きな人や新しいもの好き、誰でも楽しむことができるお茶なので、これから先、ブームになりそうなお茶です!

【商品のお問い合わせ先】
日本製紙株式会社
https://www.nipponpapergroup.com/hinoakane/

取材・文・撮影/松下文香(日本茶アドバイザー)

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