脳にいい栄養、コンディションづくり……受験に効くお弁当の“鉄則”

本番も近づく秋。受験生を育てるママにとっては胃が痛い時季ですよね。栄養面はもちろん、毎日つくるお弁当のおかずが集中力や記憶力アップにつながるなら、これほどうれしいことはないはず。そんな親心に応えるべく、2人のプロが立ち上がってくれました!


受験フードマイスター・安部加代子さんは…

 

長男の中学受験を機に、この資格を取得したという安部さんがまずアドバイスするのは、「食材の効果を知る」こと。
「青魚に多く含まれるDHAが脳の働きにいいことを知っている方は多いともいますが、たとえば大豆製品や卵に含まれるレシチンが記憶力、集中力アップに効果的であることをご存じでしたか?また、それを効率よく吸収するために必要なカルシウムや鉄などの栄養素も組み合わせることが必要です」
そんな安部さんが提案してくれた「1週間レシピ」から1品をピックアップ!


サバ缶トマトチーズ焼き、サクラエビ入り玉子、ひじきサラダ…。これで「DHA」「レシチン」「カルシウム」「鉄」を摂ることができます。


料理研究家・上島亜紀さんは…

 

現在、有名私立大に通う大学生の長男に弁当をつくり続けていた上島さんが重視するのは、「ベストなコンディションを整える」こと。
「受験が近づくと、イライラしたり寝不足になったりと、コンディションが崩れがち。また、毎日塾弁という受験生は食べる時間も短いですし、量が多すぎると、講義中に眠くなってしまうことも。主食、主菜、副菜の配分や食べやすさを工夫しながら、栄養バランスを整えることが大事です」
そんな上島さんが提案してくれた「コンディションを整えるお弁当」から1品をピックアップ。


もち麦ご飯、もち麦入り鶏つくね、麻婆しらたき……ボリュームがありながら、血糖値が急上昇しにくい低GI弁当が完成です。

受験の結果はもちろん時の運にも左右されますが、親としてできるだけのことはやっておきたいという方。Mart10月号「『受かるお弁当』大研究」に詳しいレシピを掲載していますので、ぜひ参考にしてみてください!

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撮影/小林愛香 フードコーディネート/上島亜紀 取材・文/橋本嘉美(HEAVEN) 構成/小松伸司(Mart編集部)

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