寺マニア必見!タイの「チェンマイ」は神聖な寺院の宝庫。美しきパワースポット寺巡り

こんにちは。CLASSY.ONLINE女子旅トラベルライターのSHIORIです。

皆さんは、パワースポットはお好きでしょうか?感じる感じないはそれぞれあれど、人は時として不思議なパワーとの出会いに感動することがあります。そんな神秘的な体験がお好きな方におすすめしたいのが、タイの第二の都市チェンマイで巡るパワースポットの旅です。

何かを信じたい時、何かを感じたい時におすすめな、美しきチェンマイの寺院たちをご紹介致します。

タイ・チェンマイのパワースポット寺院①最も大きな仏塔がある「ワット・チェディルアン」

まず最初にご紹介したいのが「ワット・チェディルアン(Wat Chedi Luang Varavihara)」。城壁に囲まれたチェンマイの旧市街のちょうど中心部に位置し、市内で最も大きな仏塔(チェディ=Chedi)があることで有名です。建設された当時は高さが86mありましたが、その後1545年の大地震で崩壊。修復工事がされ、現在は60mの高さになっています。街全体を見渡せる高さの仏塔は、まさに繁栄の象徴。巨大の岩からは、偉大な王の力を感じます。

チェンマイは1296年にランナータイ王国の首都として作られた都で、その当時は平和と繁栄を願って市内各所に60を越える多くの寺院を建設しました。その寺院たちの配置から、パワーが集結されているのが、中心部にあるこの「ワット・チェディルアン」だとも言われています。まさにエネルギーチャージにはもってこいの場所です。

仏塔も素敵なのですが、訪れたなら是非入って頂きたいのが本堂。全てが金箔で覆われ、高い天井と奥まで続く柱は、見ているだけで圧巻の一言。荘厳で、美しく、見えない力を感じるこのお堂では、自然と涙を流してしまう人も。筆者もただただ黙ってその空気に圧倒されてしまったので、パワーを感じたい方はまずは是非ワット・チェディルアンへ足を運んでみて。

タイ・チェンマイのパワースポット寺院②最も大きな寺院「ワット・プラシン」

筆者が訪れた寺院の中で、一番神秘のパワーを感じたのがここ「ワット・プラシン(Wat Phra Singh)」です。チェンマイで最も格式高いお寺とされており、ランナー王朝の文化を色濃く感じられる場所となっています。もとは先代の王の遺灰を納めるために建設されたもの。高貴な雰囲気が漂う本堂は、独特なオーラを放っています。

黄金に輝く塔と所々に飾られた鐘、亡き人を鎮魂へ誘うかのような静寂に包まれた緑の回廊は、あたりを不思議な空気に包み込んでいます。ちなみに筆者のおすすめ訪問時間は、午前中。朝の散歩がてらこの寺院を訪れると、心がスッと軽くなる美しい光景を目にできますよ。

タイ・チェンマイのパワースポット寺院③かつで王の宮殿として栄えた最古の寺院「ワット・チェン・マン」

チェンマイ旧市街の中で最古の寺院である「ワット・チェン・マン(Wat Chiang Man)」。かつては王の宮殿として利用されていた場所だそう。この寺院で有名なのが、本堂裏にある15匹の像が支える仏塔。タイの幸福の象徴でもあるこの像は、実物大の大きさで造られており、金の仏塔を力強く持ち上げています。仏教の世界では、像は全てを支える存在とされている、とても大事な存在。勇気とパワーを貰える場所なので、パワーチャージに是非訪れてみて。

タイ・チェンマイのパワースポット寺院④美しき白き仏塔の花園「ワット・スアン・ドーク」

スアン・ドーク(=花園)という意味を持つ、美しき寺院「ワット・スアン・ドーク(Wat Suan Dok)」。この寺院の見どころは、歴代の王の遺灰が納められた白い美しい仏塔が並ぶ裏庭。緑の芝生が広がる裏庭の一区画が、真っ白の仏塔で埋め尽くされ、青空をバックに見ると非常に静観とした美しい光景を見ることができます。

また、スコータイ様式で建てられた塔の中でも、最大級の大きさを誇る黄金の塔も必見。白い仏塔の中に一際輝く金の塔は、光に当たってまさに神秘の世界観です。かつて王の庭園があったこの場所は今でも美しく優雅な雰囲気を纏っており、その光景は白い薔薇が咲き乱れているかのよう。心を奪われてしまう美しい神秘の寺院にも、是非訪れてみてください。

タイの北部チェンマイは、神秘の力が溢れるパワースポット寺院の宝庫

パワーやエネルギーを感じる場所は人ぞれぞれですが、チェンマイにはやはり不思議な力が働いている気がします。文化や信仰を大事にしてきた土地だからこそ、秘めたるパワーがみなぎっているのかもしれません。きっと訪れた後に、生きることへの活力が湧いてくるはず。チェンマイへはバンコクから飛行機で約1時間15分。ぜひ、パワースポット巡りで運命開花を叶えに行ってみては?

travel writer SHIORI(しおり)

東南アジアをこよなく愛し、会社員を辞めバックパッカーでアジアを半年間放浪。帰国後、旅行会社webマーケ、女子旅メディアディレクターを経て、トラベルライターに転身。現在は女子旅専門トラベルライターとして「綺麗になる旅」を追求中。2019年7月よりCLASSY.ONLINEでも執筆をスタート。
Instagram:@travler_s23
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