北海道・追分グランピングツアーレポート
“日本中を旅するホテル”、CAMP on PARADE。
毎月宿泊地を変える移動式ホテルに、VERYライターファミリーが滞在してきました。
塚本桃子さんの<前編>に引き続き、有馬美穂さんが8月の北海道を満喫。
息子くん(6歳)の「キャンプしてみたい!」を、
素敵なグランピングで叶えることができたそう。
とはいえ……。
「夫がインドア派(潔癖)で、大人になってからのキャンプ経験は0」
「VERYでホテル特集を志願したホテル好きで、実はちょっとドキドキしている」
という彼女。しかも今回はご主人の参加が叶わず、
母一人子一人での参加となりましたが、結果からお伝えすると、
自然の中で過ごすキャンプの魅力に思い切り開眼し、
また母子の絆を深められた忘れられない旅になったそうです。
さて、そんな2泊3日の旅を、いざご紹介。
新千歳空港まで、「チューターさん」と呼ぶスタッフさんがお出迎えしてくれまます。
実はこのツアー、最初から最後まで「送り迎えつき」なんです。
レンタカーを借りたり返したりする手間も時間もいらず、
何より「お酒を心置きなく飲める!」by有馬さん(笑)。
空港から走ること約30分、
あっという間に、停泊地・追分に到着しました。
息子くんは着いた瞬間からかなりハイテンション!
転がっていたボールと一緒に駆け出します。
だってこの広さ、都内ではそうそうありませんよね。
調度品やドリンク、ひとつひとつのセレクトがセンスフルなんです。
トイレなど設備もホテルライクで、
普段は「外で大きいほうができない…(※きれいなところは除く)」という、
ちょっと潔癖気味な息子くんも、ひと安心(笑)。
(こういうお子さん、男の子でも意外なと多いのではないでしょうか)
ベッドも広々、ふかふか!
真っ白でパリッとした清潔なリネン。
“車”の中で眠れるかな!?と来るまでドキドキしていた有馬さんも、
さすがキャンピングカー界のロールス・ロイスといわれる「エアストリーム」、
十分なゆったり感で、ベッドでごろごろする至福の時間も堪能できたようです。
きれいなシャワーもありますが、
2泊とも近くの温泉までスタッフさんが連れ出してくれたため、今回は使用せず。
初日から息子くんが夢中になったのは、「薪割り」でした。
スタッフさんが割りやすいものを選んでくれたり、
お手伝いしてもらいながら何個も何個も割らせてもらったそう。
お待ちかねの夕食は、長沼の農園で採れたばかりの野菜を使った
チーズフォンデュと、チーズのピザ。
チーズも道産にこだわっています。
普段はかなり少食&偏食な息子くんも
生のキュウリを食べたのには、ママびっくり…。
子どものこんな思いがけないポテンシャルに遭遇にできるのも
キャンプの醍醐味なのですね。
ちょうどお隣のファミリーが採ってきたばかりの野菜は、
最高のみずみずしさ。
夜は、その薪を使ってキャンプファイヤーも。
火にくべるのも、初めての経験です。
憧れの焼きマシュマロをしたり、望遠鏡で月のクレーターを観察したり、花火をしたり、
有馬さん親子にとっても、非日常の時間だったとお話してくれました。
エアストリームは3台あり、2、3家族ご一緒することが多いようですが、
子連れファミリーが多く、みなさん自然と仲良しになってしまうそうです。
2日目の朝から早速薪割りや外遊びをひとしきりして、
お待ちかねの朝食は自分で焼くホットサンド。
デザートには、メロン! 北海道の醍醐味ですね♡
広いリビングテントの下で、
ひたすらシャボン玉をしたり、
雨の中でも走り回ったり。
みんな草だらけ泥だらけになっていたそうで、
多めの着替えを持参されることをオススメします(笑)。
停泊地から、30分〜1時間程度の場所まで、この車で
アクティビティにも毎日連れていってくれます
(基本料金に含まれる。一部有料もあり)。
天候を見ながら日替わりで、
「農家巡り&野菜収穫体験」や、「牧場での乳搾り」など
北海道らしい体験を用意してくれてるから、
3泊しても、毎日違う体験ができるそう。
基本的には1日1アクティビティで、
他は停泊地でゆったりスタイル。
子連れだとこれくらいののんびり感が
ちょうどいいですよね。
こちらは岩見沢の葡萄畑。
畑の中でピクニックができます。
(あいにく雨だったようですが、素敵なロッジ内でランチ&おいしいワインをたっぷりいただき、大人たちは大満足!)
こちら、大泉洋さん主演『ぶどうのなみだ』ロケ地でもあります。
ぶどうシロップをかけたソフトクリームも。