【チェックリスト付き】小島奈津子さんが大人の五感を整えなおす~気軽にメガネに頼って、視覚を整える

五感はもともと備わっているもので、普段意識はしていませんが、加齢だけでなく生活習慣によっても乱れが生じてしまいます。しかし、しっかりと意識を傾けて使うことによって、鍛えたり磨いたりすることも可能。その結果、自律神経が整い、からだのさまざまな不調も改善させることができます。

今回は10月号本誌より、視覚/視力測定編を一部抜粋してご紹介します。

[視覚]

こんな目の状態になってませんか? ~CHECK LIST~



□新聞やスマートフォンなど、手元の細かい文字が見えにくい
□本や新聞、スマートフォンなどを遠くに離して見ることが多い
□最近視力が落ちたと感じる
□原因がわからない肩コリや頭痛がする。目の乾きや充血などのトラブルがある
□現在使用しているメガネやコンタクトレンズを使って1時間以上パソコン作業や読書などをすると目が辛いと感じる
□一日中コンタクトレンズを装用していて、メガネをほとんど使用していない


 

年齢を重ねるとともに最初に乱れを感じるのが視覚です。40代に入ると目のピント機能が老化し、近くの物が見えづらくなったり、ピントが合いにくくなったりするのです。気になった項目があった方は、そんな時にこそメガネに頼ってみませんか?実はメガネも種類は様々。ライフスタイルに合ったメガネを賢く選びましょう。

 

まだまだ大丈夫、と我慢せずもっと気軽にメガネに頼ろう!

メガネは、若見えするアイテムだということをご存知でしたか?個性も出せますし、ノーメークのときのカバーにも役立ちます。

自分にぴったりの眼鏡を探しにきたのは……

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小島奈津子さん
「最近、ママ友との話題に上がるのが目の悩み。遠近両用コンタクトレンズを使用し、運転のときはその上からメガネをかけて」。
1968年生まれ。フジテレビアナウンサーを経て、2020年よりフリーに。「噂の!東京マガジン」(TBS)にレギュラー出演中。

 

 

■視力測定

目の病気が隠れていないか眼科医を受診するのがお勧め。

定期健診などですでにチェック済みであれば、丁寧に計測し相談に乗ってくれるメガネ屋さんを選びましょう。

 

1 屈折検査で近視、遠視、乱視の有無や程度を自動測定

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オートレフケラトメーターという機器を使い、目の屈折状態や、主に近視、遠視、乱視などの有無やその程度を自動測定します。これを数値化し、視力測定の目安にします。

 

 

2 今、目で困っていることやライフスタイルを入念にヒアリング

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検査技師は、目の悩みやどんなことが不便で、どんなことを改善したいのかを尋ねます。小島さんは、原稿を読む手元とカンペを見る遠く、両方が見えるメガネを希望しました。

 

 

3 まずは裸眼視力を測定し最も見やすい度数を選定

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検査台から視力表までの距離は5m。簡易式の3mのものもありますが、5mが最も正確に測れる距離。片目ずつと、両目の両方を、丁寧にチェックしていきます。

 

 

4 目にも右利き、左利きがあります。利き目の視力は大事です

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両手で枠を作り、両目で見たときに、枠の中に見えるものを確認します。片目で見たとき、両目と同じように見える方の目が利き目です。よく使う利き目の度数は重要です。

 

 

SHOP DATE
日本橋三越本店本館7F メガネサロン
中央区日本橋室町1-4-1
☎03-3241-3311
営業時間/10:00~19:00
定休日/不定休

小島さんの視力測定をお願いしたメガネサロン。生活に合わせた使いやすいレンズ選びをサポートしてくれます。フレームの品揃えも豊富で、メンテナンスやクリーニングもお願いできます。

 

今回お話しいただいたのは……

20年以上のキャリアを持つメガネ専門のスタイリスト、藤裕美さん
10年間のメガネ店員を経てドイツに渡りメガネブランド「frost」に勤務。帰国後はメガネスタイリストとして活動。著書に『めがねを買いに』(WAVA出版)、『あなたの眼鏡はここが間違っている』(講談社)。

 

次回はレンズ選び編をお届けします。

 

 

撮影/中田陽子<MAETTICO> ヘアメーク/吉田謙二 スタイリスト/水嶋由紀子 取材・文/秋元恵美 構成/永吉徳子