《29年間 美容エディターの連載コラム》すごいぜ【勇心酒造】の「ライスパワーNo.11」

編集Iの「30年目のコスメ愛」第3回

腕から手にかけて謎の湿疹に見舞われた今年の夏。解決してくれたのは、美STでおなじみ勇心酒造のライスパワー®エキス!

今年の夏、それは10周年記念号の10月号を作っていた頃、まず手の甲に赤いブツブツができました。

手の甲から腕、脚に出てきた赤いブツブツ、原因がわからない!

もともとアレルギー持ちだし、虫にさされたのかとも思ったのですが、これが全然痒くない。そのうち手の甲全体に広がり、刺激がないように食器用洗剤を替えたりゴム手袋をしたりしたのに、いっこうに良くならず、行きつけの皮膚科に行き診てもらいました。「これは日光アレルギーですね、最近多いんですよ。でも日光が一つのきっかけではありますが要因はさまざまあります。とにかく日には当たらないでください」と言われ、生まれて初めて紫外線防止手袋をつけました。 そうしているうちに手の甲は治ってほっとしていたところ、なんと今度は腕全体に出て、そのうち脚のふくらはぎにも出てきました。ひえ~~(涙)。 痒くないからいいんですけど……目に入るところだけに気分が暗い。テンション落ちるし、長期間にわたって治らなかったので、何か悪い病気なのだろうか、と思ったりも。

知る人ぞ知る、勇心酒造のロングセラーと運命の出合い

そんな時、勇心酒造の方にお会いする機会があり、「今、手がこんななんですよ~」とお見せしたら、「良かったらこれを使ってみませんか」とくださったのが、「アトピスマイル®クリーム」でした。 これが効いた! どれくらい効いたかというと、下の写真をご覧ください。左がBEFORE、右がAFTER(使用後約1週間)。夜と昼で撮影した時間帯が違うから色味は少し違いますが、赤い斑点が消えているのは一目瞭然、肌はNo修整です。

「ライスパワーNo.11」が承認されてから一番に作られたレスキュークリーム

アトピーに苦しむ人が増えて社会問題化してきた頃に、勇心酒造の徳山 孝社長がお米を使い、さまざまな発酵を試してエキスを発見。その後、徳島大学医学部付属病院の荒瀬教授とともに研究を進めたところ、臨床試験でもアトピー患者の9割に痒み軽減などの効果があり、副作用もないことから、このエキスを「ライスパワーNo.11」を名付け、1995年に当時の厚生省に申請しました。No.11の「皮膚水分保持能」の効能・効果は当時の薬事法では想定されていなかったため何度も有効性のデータを提出し、ようやく2001年に「皮膚水分保持能を改善する」効能効果を持つ新規有効成分として認可(祝!)。その後の2002年、「ライスパワーNo.11」を配合して一番先に作られたのが、この「アトピスマイル®クリーム」でした。

「ライスパワーNo.11」は、勇心酒造の化粧品「ライース®リペア シリーズ」はもちろん、コーセー「ONE BY KOSÉ 薬用保湿美容液」「MAIHADA~米肌~」や「ライスフォース」にもメイン成分として使われていますよね。 ライスパワー®エキスの共通特長の一つは「生体機能健全化」。なんらかの原因で壊れてしまった体内の機能、身体が本来持っている機能を取り戻すからこその、この効果。しかも、ライスパワー®エキスの皮膚刺激指数は「0」だと言います。 15年以上ベストセラーであるこのクリーム、身をもって、その効きめを体験しました。これは私の場合なので全ての方に当てはまるかどうかはわかりませんが、あまりに嬉しかったのでお伝えしたいと思いました。いざという時のレスキュークリームとして覚えておいてくださいね。

〈Information〉 ライスパワーショップ(https://www.ricepowershop.jp/)で購入できます。全てのアイテムにライスパワーNo.11を配合したライース®リペア シリーズもこちらで。

編集I/ビューティ編集歴29年。愛ある視線で厳しく化粧品を選ぶ。アジアエンタメ、「NODA MAP」、「大人計画」関連好き。糖質コントロールで9キロ減量(後、2キロ増えてまた1キロ減)。美ST本誌で連載「新・名品コスメの殿堂」が2020年1月号から再開されます。

美ST