旅作家が推薦!「絵本のような可愛い街」【ローデンブルグ編】|アラサー女子旅

旅に出る一つのきっかけになるのが、「○○したい!」という想い。思い切りショッピングがしたい?大自然を満喫したい?CLASSY.世代の旅作家・小林 希さんが、希望を叶える旅先を紹介します。

中世の宝石と呼ばれる街でクリスマスを迎える準備をする

    クリスマスビレッジの中はクリスマスマーケットのよう!ローテンブルクの旧市街を市庁舎から見下ろすケーテ・ウォルファルトはピンク色の可愛らしいファサードついつい日本へ連れて帰りたくなるくるみ割り人形たち猫をモチーフにしたオーナメントもあって、心躍りっぱなし!

いよいよクリスマスシーズンが到来し、街中も華やかなイルミネーションに飾られ、心が浮き立ってきますよね!今回は、年中クリスマス気分を味わえるドイツのローテンブルクをご紹介します。ローテンブルクは、ドイツ南部にある「ロマンチック街道」に点在する小さな町の一つで、世界でもっとも美しいと言われるクリスマスマーケットが開催されます。中世の街並を残す旧市街は石畳の小道が通り、カラフルな木組みの家が立ち並んで、絵本の世界へ入り込んだように可愛さ満点。散策の拠点となるマルクト広場に行き、市庁舎にのぼって町を見下ろせば、朱色の三角屋根が一面に広がって、中世のまま時が止まっているよう…。ヘレンガッセ通りには、ドイツのクリスマス雑貨のお店「ケーテ・ウォルファルト」の本店であるクリスマスビレッジ店があります。入口ではお店の目印にもなっている巨大なくるみ割り人形が出迎えてくれ、中には5メートルを超えるクリスマスツリーが立っています。その周りには、本物のマーケットさながら、ガラスや木製のオーナメントやフィギュア、ファブリックなどが所狭しと売られていて、女子心をくすぐります。実は私、さまざまな旅先でクリスマスグッズを買うのが好きなのですが、ここは群を抜いて種類と数が豊富でした!これらは地元の大工マイスターやアーティストが次々に新作を作っているものなんだそう。中にはドイツスタイルのクリスマスを紹介する博物館も併設されているので、じっくりと見学してみるのも楽しいですよ。こうして年中クリスマス気分を味わえるのも、ここならでは。皆さんもお気に入りの一点を探しに旅してみてはいかがでしょう?買ってきたオーナメントを家に飾りつければ、クリスマスを迎えるのがいっそう楽しくなりますよ!

紹介してくれたのは…
小林 希さん(旅作家)
元編集者。29歳で会社を辞めて世界一人旅へ。一年後帰国して旅作家に転身。旅、島、猫をテーマに著書多数。世界60カ国、日本の島80島をめぐる。
近著『大人のアクティビティ!日本でできる28の夢のような体験』(ワニブックス)
インスタグラム:@nozokoneko 旅するオンラインサロン「しま、ねこ、ときどき海外」