このままでいいのかな…?ズレを感じたら「別れ」を考えるべき価値観3つ
価値観の違いは、恋愛する上でつきまとう大きな問題です。
好きだから乗り越えられるズレがあれば、好きでも乗り越えられないズレもあります。
そこで今回は恋愛デトックスカウンセラーの下村さきさんに、今の彼に感じたら“付き合い続けるか”考えるべき価値観の違いを教えてもらいました。好きだけでは乗り越えられない、彼とのズレもあるようですよ……!
(1)主張と受容のバランス
「世間の常識が自分ってオトコは、いい彼氏になれないと思う。自己主張できることは大事だし、強気な姿勢もときには必要だとは思うけど、どんなときでも『自分、自分!』って態度だと、彼氏としてはもちろん、人として一緒にいられない」(会社員24歳)
自分の意見を持ち、芯が強いことは、とても大事なこと。
でも、どんなときでも「自分はこう思う」「絶対にこうだ」という意見を曲げない人だと、一緒にいる人は苦労しそうですね。
彼が自分自身を過信しすぎていないか、しっかり見極めたいものです。
(2)お金に対する考え方
「ランチが1,200円だと、高いと騒ぐ元彼。私自身ものすごくいいご飯を食べたいわけじゃないし、毎回1,200円のランチじゃなくてもいいけど、ちょっと贅沢したいときに行ったおしゃれなお店で、そこまでしつこく文句言うこともないなと思った」(J大学2年生)
生きていくためには、お金は不可欠。だからこそ、浪費癖があったり、あまりにケチだったり、お金をかけたいモノが違ったり……など、お金には価値観の違いが顕著に出るものです。
長く一緒にいれば、結婚も視野にいれますよね。そうすれば、お金の問題からは逃げられません。
お互いに妥協しあえる価値観の違いなのか、それとも長くいればいるほど苦しくなる価値観の違いなのか、考えてみる必要がありそうです。
(3)ケンカをしたときの対応
「私はケンカを引きずりたくないタイプ。でも、元彼はケンカすると話し合いをしたがらず、時間が解決するように仕向けてくる人……次に付き合うなら、対立したときに、しっかり向き合ってくれる人がいいなと思った」(K大学4年生)
普段どんなに仲良しのカップルでも、全ての意見が一致することはまずありません。
意見がぶつかってケンカになったとき、きちんと話し合いができますか?
一方が話し合おうとしても、相手が聞いてくれないのでは問題解決できません。ケンカのとき、話し合いをせずに逃げ腰になる彼なら、今後付き合い続けていいのかどうか、考え直したほうがいいかもしれませんね。
「価値観の違いで別れた……」と別れの理由をよく聞きますが、これらは今回ご紹介した3つのズレが原因であることがほとんど。
「なんだか今の彼と価値観合わないかも」と感じたら、「具体的にどこが違うのか?」「どんな風に歩み寄ることができるのか?」と、一度しっかり考えてみることが大切です。
文/下村さき 画像/PIXTA(ピクスタ)(Ushico、プラナ、Pangaea、PanKR)