「主婦力」が人生100年時代を生きるカギ④お掃除は人の心も動かせる!

資格や特技がなくても、これまで培った「主婦力」を生かして活躍する、先輩主婦が増えています。彼女たちに共通しているのは、方法は違えど自分の強みを発見できたということ。活動のきっかけと“私のまま”で働く、仕事内容をご紹介します。

わが子の「ママは何でもきれいにするね!」が励み!

主婦力を仕事にしたママ

市川加奈子さん
月収:高級スキンケア用品をラインで使い続けられるぐらい
仕事内容:ベビーシッター・家事代行サービス「キッズライン」で清掃のオーダーを月に数回程度受ける。

いちばん好きな家事はお掃除

「母の教えで子どものころから"汚れたらすぐに掃除しておくこと"を心がけながら生活していました。常にきれいな家を保つことを意識しながら家事全般をこなすことは、自分自身と向き合える大切な時間。あるとき姉からその家事の技術は生かしたほうがいいと言われて、自分の力に気づかされました」(市川さん)

市川さんの愛用お掃除ツールはコレ


(左)クレヨン汚れも軽々落ちる。(右)鱗汚れのクリーナー。


手づくり洗剤は場所を決めて使用。重曹はふりかけて使います。

自分の仕事は人の心も動かせる

「「キッズライン」を始めて7カ月です。お客様から「やってもらったところがピカピカになったから、残りの掃除も一気にできた」と言われて、自分のしたことが人の行動まで変えたのだと、とてもうれしくなりました。これまで自分が心がけてきた"きれいな場所で暮らす"ことが人も自分もよい方向に変えてくれるのだと確信できました。そんな私のことを見ているからか、子どももいつの間にかきれい好きに。「ママは何でもきれいにするのが好きだよね、頑張ってね」と応援してくれています」(市川さん)

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取材・文/加藤文惠 構成/長南真理恵

Mart2020年2月号
子どもが手を離れたら「どうする、自分?」
資格なし特技なしでもOK「主婦力」が仕事になる時代 より