そもそも不倫は、相手がいないとできないことですが、日常生活で「出会いがない！」という人からすると、どこでどう知り合ってそのような関係になるのか気になるところでしょう。

そこで今回は、妻の不倫が発覚した夫婦の中でも、夫が驚くような意外な相手と不倫していたエピソードをご紹介します。

自分が行きつけだったお店の店長

「最近離婚した友達夫婦。奥さんの不倫相手は、友達がもともと行きつけにしていたバーの店長だったらしいんです。旦那は『長年常連で仲良くしていたのに、まさか妻と不倫するなんて』と激怒していました。奥さんが夫婦の悩みを相談しているうちに、そういう関係になったらしいですよ」（27歳／美容師／男性）

不倫って、全く知らない相手とされるよりも知っている相手とされるほうが、リアルに想像できるので、余計にショックを受けるようです。しかも自分の知人と妻が不倫していたら「ダブルで裏切られた」と絶望を感じますよね。

学生時代の恩師

「離婚した妻の不倫相手が、同窓会で再会したという中学時代の担任の先生だったんです。自分の場合は学生時代の先生と付き合うなんて想像もつかなかったので、全く予想していない相手でした」（33歳／留学斡旋会社勤務／男性）

同級生との再会で不倫がスタートするケースは多いですが、先生は割合としては少ないですよね。しかし、高校や大学の先生であれば10歳も変わらないこともありますし、学生時代に憧れていたとしたら、再会して男女の関係になることもあるのかもしれません。

同じマンションの「子どもの同級生の親」

「不倫していた知り合いの相手との出会いのきっかけは、なんと子ども。同級生同士で同じマンションに住んでいたんだとか。外で会わないので長い間バレていなかったらしいのですが、子どもが『最近、おじちゃん来ないね』とボロッと父親に言ってしまってバレたらしいです」（34歳／広告関係会社勤務／女性）

小さい子どもを育てている女性がいつ、どこで不倫相手と出会うのだろうと思いますが、このケースのように子どもつながりで知り合うパターンもあるようです。子どもがいる親同士、共通の悩み相談をしているうちに不倫に発展してしまうこともあるのでしょう。

今回、話を聞いていて感じたのが「最終的に離婚した夫婦が多い」ということ。男性が不倫した場合、経済的な理由で妻側が我慢して離婚をしない場合もありますが、妻側が不倫した時は「絶対離婚する」という男性が多いように思います。

人としての立場に上も下もありませんが、同じように不倫しても女性のほうが損する可能性が高いということを覚えておきましょう。

文／上岡史奈　画像／Shutterstock（Kues、wavebreakmedia、Syda Productions、fizkes）