究極の冷蔵庫収納は「見える化」がコツ

整理収納のプロの例をヒントに、家族にとって本当に使いやすい収納アイデアをご紹介するシリーズ。
今回は、冷蔵庫の「見える化」収納について、整理収納アドバイザーの水谷妙子さんに教わりました。

冷やすものだけじゃなくていい!
冷蔵庫近くで使うものを 冷蔵庫にしまえばOK

【1】冷蔵庫に賞味期限の近い缶詰

冷蔵庫は毎日、何度も開け閉めするので、出し入れの頻度が高い超一等地の収納場所。要冷蔵の食品以外にも、賞味期限がせまった缶詰や使いかけの乾物も一緒にしまっています。

【2】冷蔵庫に味噌汁用の乾物

冷蔵庫に乾物などを入れた味噌汁セットをつくれば、味噌汁づくりがこんなにラクになります。

1.まずはコンロの下の引き出しから、味噌汁用の鍋を取り出します。

2.後ろの冷蔵庫から味噌とだし、乾物セットをトレイごと出します。

3.蓋は自立するので、片手で作業可能。ワンアクションで完成です。

水谷家の味噌汁セット

だし、味噌、ひじきやわかめ、カット高野豆腐を100円ショップの容器に入れています。
「後ろを振り返ってトレイを出すだけなので無駄のない動きで味噌汁がつくれます。容器の口も広く、味噌や乾物を取り出しやすい!」

透明なので中身の残量を把握しやすいのもポイント。ロックパック スリムM 1.2L、 L 1.8L各¥100 (Seria)

教えてくれたのは……
整理収納アドバイザー・水谷妙子さん

無印良品で商品企画とデザインに携わったのち独立。片付けサービスや講座を開催中。フォロワー4.6万人超のインスタグラムも話題。3月16日、監修本『自然と片づく部屋になる!長続きするラク家事収納術』(文友舎ムック)が発売に。

撮影/中林 香   取材・文/丹下紋香 構成/富田夏子

Mart2020年4月号
ストレスが消える新常識、発見! 〝見える化″でもっと! ノーリバウンド収納
Part2 プロがお手本! その〝常識″見直すと暮らしがラクに!より