おばさん見えしない!簡単ヘアアレンジ2選【人気ヘアメークさんが撮影でヘビロテ中】

毎朝、さくっと時短でアレンジしたいのに、なんだか今っぽく仕上がらなくて何度もやり直した結果、何が正解なのか分からずダウンスタイルで出勤…なんてことありませんか?コツさえ掴めば、たった10分で問題解決!こなれて見えるヘアアレンジをヘアメークさんに教えてもらいました。

1.「低めシニヨン」アレンジで抜け感を作る

【あるある!やりがちNGスタイル】後頭部はぺたんとさせず、きれいにまとめすぎない!

ただポニーテールからお団子を作り、後頭部をペタンとさせてしまうとただのお団子ヘアに。お団子の位置が上にありがちな「おばさんアレンジ」は生活感が出てしまいがち。

【正解アレンジ】毛先を散らしたお団子が今っぽい

今っぽいアレンジは、日本人特有の絶壁感を弱めるように作るとうまくいきます。ポイントは後頭部に丸みを出し、短い毛も留めずに散らしてラフな感じを出すこと。固く結びすぎないシニヨン感が可愛い。田中みな実さんもよくこのアレンジをしているそう。

【低めシニヨンの作り方】

    ① 頭頂部を手グシを通すようにして、分け目をなくします。

    ② 襟足付近、かなり低めの位置で毛束をゴムで留めて、ポニーテールを作ります。

    ③ 後頭部の髪の毛をトップから中央あたりまでつまみ出します。頭の後ろに丸みが出るようなシルエットになるよう、鏡で見ながら左右に振って確認します。

    ④ ポニーテールの毛先は2つに分け、写真のように毛先までツイストさせていきます。

    ⑤ 毛先を丸めてゴムにピンで留めます。

    ⑥ ⑤で作ったお団子は崩すように、対角線に引っ張りながら髪の毛を散らして完成です。毛先は飛び出してしまっても、こなれ感につながるので気にしなくてOKです。

2.「ハーフアップ」で顔周りに余裕を持たせてラフに

【ありがちNG】低すぎる位置で結び、顔周りをぴしっと後ろに集めてしまう

後頭部の中間で髪をまとめ、トップをびしっと隙なくまとめ、中間をゆるくしてしまうと老けてみえがち。

【正解アレンジ】頭頂部の髪を引き出してメリハリをつける

ハーフアップを作るときは、高めの位置で結び、そこから徐々に髪を引っ張り抜け感を作ります。ポイントは、前から見たときに頭頂部がぺたんとなっていないこと。まずラフに分け目を作るところから始まります。

【こなれハーフアップの作り方】

    ① こめかみから、写真のようにジグザグの分け目でトップを取ります。

    ② トップの毛束は、目より高いくらいの位置で結びます。低いと疲れた印象に見えがちなので注意。

    ③ ゴムの結び目を手で押さえながら、頭頂部の髪を引き出してくずします。トップに高さを出すと、前から見たときのバランスがよくなります。もみあげ付近の髪も、引き出して散らしラフに崩したら完成です。

教えてくれたのは
ヘアメーク・小松胡桃さん
森ユキオ氏に師事後2018年独立、ROI所属。ナチュラルからからモードスタイル、ヘアアレンジに至るまでトレンドをうまく捉えたヘアメイクを得意とする。最新のファッションともバランスよくなじむヘアメイクから、デイリーでもリアルに真似しやすい旬のヘアメイクを提案してくれます。

撮影/千葉太一 モデル/桐 嵯梨 ヘアメーク/小松胡桃<ROI> 取材/角田枝里香 構成/CLASSY.ONLINE編集室