国産の食器が、デザインも使い勝手も進化して注目されています。1枚買い足すだけで、いつもの食卓が華やかになり、見ているだけでも幸せな気分に。良質でデザインもよく、使いやすいものを編集部が厳選しました!
おしゃれな人は知っている
「スタジオ エム」の和食器が欲しい!
愛知県の瀬戸で開業した、スタジオ エムの会社・マルミツポテリ。料理づくりから片づけまでを楽しくしようと、デザインにもこだわってつくっています。例えば、この写真上中央、ブルーグレーのような「グリズ」という色がきれいなお皿は、美濃焼のバルバリシリーズ(直径20.6㎝のパンプレート ¥2,400)。もとは鴨を美味しく食べるようデザインされ、料理を引き立たせる細かい縁取りがポイントです。茶色くなりがちな肉料理なども、おいしそうに見せてくれます。
朝ドラで人気の信楽焼
古谷製陶所の八角プレートも買い!
シンプルに餃子をのせただけでもサマになるのは、ざらっとした質感と落ち着いた色がなせるワザ。丸い皿が多くなりがちな食卓に、自然なアクセントをつけてくれます。こちらは、八角プレート小 グレー ¥2,600。写真にうつっている、タレを入れた右下の器、りんご鉢 豆 白¥1,600も合わせ使いするとかわいい。
まるで北欧食器みたいな
波佐見焼も要チェック!
和食器でも、和洋中、すべてに使いやすいのは、レトロな花柄と絶妙なグレーだから。夕飯のメイン料理をのせるのはもちろん、ワンプレート使いにもぴったりです。こちらは、和山 フラワーパレードシリーズの、プレート大 グレー¥2,500。縁が立っているので、汁気のあるもの、キャベツの千切りなどの細かいものもすくいやすいんです。
28日(土)発売の、Mart5月号「おすすめは手ごろな“メイドイン産地” 久しぶりに1枚買うなら『愛せるお皿』!」では、この他にも、さまざまな産地の素敵な食器を紹介しています。お気に入りの1枚を是非見つけてくださいね。
Mart2020 年6月号
おすすめは手ごろな“メイドイン産地”
久しぶりに1枚買うなら「愛せるお皿」!より
撮影/北川鉄雄 フードコーディネート/上島亜紀 取材・文/加藤文惠