呼吸を変えるだけで「くびれ」出現!?簡単在宅トレーニング【②ウエスト編】

運動不足と食べ過ぎでついつい太りがちな「おこもり期間」。だんだんお腹がたるんできた…という方も多いはず。今回は、人気トレーナー監修「在宅トレーニング」の【ウエスト編】をお届けします。短期間で、きゅっと引き締まった「くびれ」をゲット!

第2回【ウエストのトレーニング】

ウエストのくびれをつくるのは「肋骨」だった!

肋骨は呼吸で開閉し、息を吐ききって肋骨が最も閉じた状態がウエスの細さの限界。呼吸を意識して肋骨を締めれば、どんどんくびれていきます!

1.まずは肋骨が大きく動くようにほぐす

自然と縮んで硬くなりがちな「腹直筋(肋骨下の筋肉)」をほぐしていく

    1.右の肋骨の下あたり(腹直筋)に「硬めのボール」を当てます。

    2.うつぶせになり、お腹でグーッと圧をかけつつボールをゴロゴロ上下に動かす。呼吸しながら左右90秒ずつ行う。

2.肋骨のストレッチ(1)

肋骨の可動域を広げる。大きく呼吸して左右の肋骨をグーッと広げていく感覚を覚えて。

    1.四つん這いになって、左手を頭に添えて大きく呼吸しながら左上に体をひねる。骨盤を動かさないよう注意して。

    2.今度は右手を頭に添えて右上にひねる。肋骨からねじって、肋骨が開いていく感じを意識して左右10回ずつ行います。

3. 肋骨のストレッチ(2)

「ちつ」を締めながら肋骨周りの筋肉を伸ばす。呼吸を意識しつつ肋骨を大きく動かすように。

    1.仰向けになり、両脚を揃えて垂直に上げて90度の角度をキープ。腰が浮いて反り腰になっていないかチェックして。

    2.腰がしっかり床についた状態で両腕を横に広げたら、両脚をぴったり揃えたまま左にゆっくり倒していきます。

    3.両脚を揃えたままゆっくり戻し、今度は右に倒すのを繰り返し10セット。可能なら倒すほうの脚にもう片方の脚をからめた状態で行うのも効果的。

4. 肋骨の正しい位置を記憶させる呼吸法 

肋骨に一番細い状態を記憶させる「くびれる呼吸」。毎朝5セット行うのが目標!

    1.あぐらをかいて床に座る。「ちつ」を締めたまま息を吐いて肋骨を広げるように意識。バストの下のところをタオルで巻く。

    2.鼻から息を吸い肋骨を開いたら、息を吸った時の倍の時間をかけて吐ききる。肋骨が締まりきったところで10秒キープ。

トレーニングを教えてくれたのは...村田友美子さん

姿勢改善コアトレーナー yumicorebody主宰

筋膜リリース、姿勢改善、整体などを学んでいきついた独自のボディメソッドで多くの女性をくびれのあるしなやかな体に 導く通称「くびれ先生」。その厳しすぎる指導から別名「ドS先生」と呼ばれることも!
劇的な体の変化に効果の高さを実感する人が多く、モデルや女優から圧倒的な支持を受けている。4月に発売された初の著書 『くびれ母ちゃんの、最強ながらトレーニング』(光文社)も話題。

構成/CLASSY.ONLINE編集室
※この記事は「CLASSY.WEDDINGBOOK」2018春夏号を再編集したものです。