日本最高齢フィットネスインストラクター瀧島未香さん89歳、筋肉ばあばの【タキミカ体操】

「今まで運動したこともないし、今さらもう無理」なんて言っているあなた!その習慣を変えることは、何歳からでもできるんです。87歳で日本最高齢のインストラクターとしてデビューしたタキミカさんこと瀧島未香さんがその証明です。今より若い体の80代になることだってできるんだ!そんな勇気をもらいました。

運動を始めたのは65歳、87歳でインストラクターデビュー!このカラダで100歳になるのが目標です

「できないことはない」がモットーのタキミカさん。何だってチャレンジしています。今や脚上げ懸垂だってお手の物。

教えてくれたのは……瀧島未香さん(89歳)

中沢さんとの出会いでより理想的な体に

71歳で通い始めたフィットネスクラブで出会ったのが、タキミカさんが「先生」と慕うトレーナーの中沢さん。インストラクターデビューも中沢さんの勧めでした。

\今より15kg太っていました/

娘たちも独立して、家事も楽に。専業主婦で特別な運動もしていなかったせいで、気づいたら今より15kgも太っていたそう。そのころ穿いていたパンツがこれ。

いつまでもシャキッと歩くための「タキミカ体操」

中沢さんとタキミカさんが考案した 「これだけはやって」という体操。背骨、肩甲骨、股関節の3点がいつまでも自分の足で歩くためのポイント。

ポイント1:股関節&肩甲骨伸ばしで可動域を広げる

両脚をできるだけ広げて膝に手を添える。肩を斜め前に入れ込み肩甲骨を伸ばす。左右交互にできる回数行う。

ポイント2:腕ねじりで肩甲骨を動かす

脚を肩幅に広げて立ち、腕を真横に伸ばす。右手は手のひらを上に、左手は手のひらを下に向けて。両手交互に行うことで肩をねじる。

ポイント3:お尻歩きで股関節を柔らかく

脚を揃えて座り、腕を大きく動かしながら前へ進み、しばらく進んだら今度は後ろに戻る。股関節の動きもなめらかになり筋肉も強化。

ポイント4:前後にたわまなくなっている背骨を調整する

床に両手をついてアゴを引きながら背中、腰を丸めてキープ。アゴを上げながら背中、腰を反り戻す。これを繰り返す。

年配の方々もタキミカさんのレッスンに勇気をもらっています

各地で開催するレッスンには同年代の生徒もたくさん。89歳の先生に激励されると、「できない」とは言えず、みなさん頑張れるそう。

2020年『美ST』5月号掲載 撮影/小林愛香 ヘア・メーク/大山美智  取材/西岡直美 編集/佐久間朋子

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