具のマンネリ解消!オシャレでおいしい変わり種おにぎり&おいなり20選
家で過ごす時間が増えた分、家族でごはんを食べる機会も急増。料理のレパートリーや食卓のマンネリを解消するなら、変わり種のおにぎり&おいなりを投入してみては? 大人も子どももおいしく食べられて、簡単なのにオシャレな出来栄えにテンションも上がるはず。料理家が手がける人気のケータリングやさんや“おにぎりがおいしい”と評判のデリ発、オシャレでおいしいレシピを集めました!
ケッパー、大葉、パクチー、
香草好きにはたまらない具材3種
◉レシピ提供:collection humi hosokawa
食材はすべて混ぜ込まず、おにぎりの上に飾るとフレッシュで華やか。左から、「鯖マヨケッパー三つ葉」「カリカリ梅・じゃこ・大葉・ピスタチオ・三つ葉」「桜海老とパクチー」。
■鯖マヨケッパーと三つ葉
【具材】
鯖の味噌煮缶(汁気をしっかりきり、半量は飾り用に残す)
三つ葉(みじん切り、半量は飾り用に残す)
ケッパー
マヨネーズ
黒胡椒、塩
【作り方】
温かいごはんに塩、黒胡椒をしておく。粗熱が取れたら、飾り用の三つ葉、鯖以外の材料を入れて、混ぜ合わせ、四角く握る。飾り用の鯖、三つ葉、黒胡椒で飾る。
■カリカリ梅・じゃこ・大葉・ピスタチオ
【具材】
カリカリ梅(みじん切り)
じゃこ
大葉(千切り、半量は飾り用に残す)
ピスタチオ(粗みじん切り)
塩
【作り方】
粗熱がとれたごはんに、塩、フライパンで炒ったじゃこ、カリカリ梅、ピスタチオを混ぜ、粗熱がとれたら、大葉の半量を入れて握る。最後に大葉を添える。
■桜海老とわしゃわしゃパクチー
【具材】
●桜海老(ごま油で焦がさないようにカリッと炒める)
●白ごま
●フライドオニオン
パクチー(ざく切り)
白胡椒、塩
【作り方】
温かいごはんに塩、白胡椒を混ぜ下味をつけ、●を混ぜ合わせる(飾り用を残す)。粗熱がとれてからパクチーも混ぜて握り、最後に、●の残りとパクチーで飾る。
見た目も子どもウケもバッチリ
意外な掛け合わせの3種
◉レシピ提供:R-Deli
ごはんにナッツやクリームチーズ!意外な掛け合わせも「癖になる!」と大人から子どもまで大人気。和洋、どちらのおかずにも合います。左から、「塩昆布とアーモンド」「いぶりがっことクリームチーズ玄米」「ちりめん山椒とカシューナッツ」。
■塩昆布とアーモンド
【具材】
塩昆布、アーモンド
【作り方】
砕いたアーモンドと塩昆布をごはんに混ぜて握る。
■いぶりがっことクリームチーズ玄米
【具材】
玄米、いぶりがっこ、クリームチーズ
【作り方】
みじん切りにしたいぶりがっことクリームチーズをよく混ぜ、玄米の中心に入れて握る。
■ちりめん山椒とカシューナッツ
【具材】
ちりめん山椒、カシューナッツ
【作り方】
砕いたカシューナッツとちりめん山椒をごはんに混ぜて握る。
見た目は素朴でも、
“だしごはん”がベースの
感動的味わい
◉レシピ提供:ネコメシ。
ママである料理家の熊谷典子さんが主宰。料亭風の本格的な味わいが味にうるさいスタッフが集まる撮影現場で話題に。特におにぎりは何を食べても美味しいと定評あり。左から、「挽き肉と紅生姜」「焼き鳥とケッパー」「生青海苔としらす」。熱々のごはんに顆粒だしを混ぜると味に深みが増します。
■挽き肉と紅生姜
【具材】
肉味噌(豚挽き肉300g、酒、しょうゆ、甜麺醬〈各大さじ1〉を水気がなくなるまで炒める)
鰹だし(顆粒状 )
紅生姜
【作り方】
温かいごはんにだしを混ぜ、ラップをして少し置いてから、紅生姜と肉味噌を混ぜ、手塩をして握る。
■焼き鳥とケッパー
【具材】
焼き鳥缶(塩味)
ケッパー
昆布だし(顆粒状 )
【作り方】
温かいごはんにだしを混ぜラップをして少し置いてから、刻んだ焼き鳥、缶詰のたれ少々、刻んだケッパーを混ぜ手塩をして握る。
■生青海苔としらす
【具材】
生青海苔(電子レンジで火を通しておく)
しらす
昆布だし(顆粒状 )
【作り方】
常温のごはんに青海苔とだしを混ぜ、熱々になるまでレンジで温める。しらすを混ぜ、手塩をして握る。
味はもちろん、
フォトジェニックな見た目も
盛り上がる
◉レシピ提供:ALOHA FARM CAFE
ハワイの定番、スパムやロコモコの他、たらこや鮭の定番具材も写真映えする盛り付けで新鮮!と話題に。男性の満足度も高いボリュームおにぎりが人気。左から、「オムレツスパム」「枝豆と桜海老」「ツナオニオン」。
■オムレツスパム
【具材】
マヨネーズ
薄焼き卵
ケチャップ
スパム(グリルパンで焼き目をつける)
海苔
【作り方】
手塩で俵形に握ったごはんに、マヨネーズ、薄焼き卵、ケチャップ、スパムの順にのせ、最後に海苔で巻く。スパムはキッチンペーパーでしっかり油分をとること。
■枝豆と桜海老
【具材】
桜海老(乾燥)
枝豆
揚げ玉
【作り方】
ごはんに材料を全部混ぜ、手塩で俵形に握る。
■ツナオニオン
【具材】
●ツナ缶(汁気をきる)
●マヨネーズ
●しょうゆ ●塩
フライドオニオン
三つ葉
海苔
【作り方】
●を混ぜてツナソースを作り、半量をごはんの中に入れて俵形に握る。海苔を軍艦巻のように巻き、ツナソース、フライドオニオン、三つ葉を上に飾る。
具の組み合わせと味わいが絶妙の
おむすびとおいなり
◉レシピ提供:幸也飯
料理家・寺井幸也さんがプロデュースする「幸せを届ける」ケータリング屋さん。「幸也飯」の定番ともいえる変わり種のおいなりとおむすびは、具の新鮮な組み合わせが味わいも豊かで、おもてなしにも最適なバリエーションです。
■いくら&十六穀米むすび
【材料】(4人分)
いくら醤油漬け…30g
ラディッシュ…適量
塩…適量
●白米、玄米…各1合
●十五穀米…大さじ2
●黒米、もち麦…各大さじ1
水…400ml
※十六穀米2合分の材料です。余りは冷凍保存しておくと便利。
【作り方】
1.●を炊飯器に入れ1時間浸してから炊飯器で炊く。
2.ラディッシュは薄くスライスする。
3.炊き上がった十六穀米をボウルに移し余熱をとり、塩を適量まぶし混ぜる。
4.約20cm四方に切ったラップに一握り分の十六穀米をのせ、ボール状に丸める。
5.ラップから外したおむすびの上にスライスしたラディッシュを2枚のせ、その上にいくらを飾る。
■ドライカレー&サフランライスむすび
【材料】(4人分)牛豚合挽き肉…100g
玉ねぎ…1/2個
カレースパイス…大さじ1
塩胡椒…適量
サラダ油…適量
トッピング用の糸唐辛子…適量
●白米…2合
●サフラン…2g
●鶏ガラ出汁顆粒…大さじ1
●水…380ml
※サフランライス2合分の材料。余りは冷凍保存しておくと便利。
【作り方】
1.●を炊飯器に入れ炊く。
2.玉ねぎをみじん切りにする。フライパンにサラダ油を入れて弱火でじっくり炒め、飴色になったら挽肉を入れてさらに炒める。肉の色が変わったら、カレースパイス、塩胡椒を足して味を調える。
3.約20cm四方に切ったラップに一握りのサフランライスをのせ、ボール状に丸める。
4.ライスボールの上にドライカレーをたっぷりのせ、糸唐辛子をトッピングする。
■黒納豆としらすのおいなりさん
【材料】(4人分)
おいなりさん用お揚げ(市販のもので良い)…4枚
温かいご飯…160g
黒豆納豆…40g
しらす…40g
炒り胡麻…適量
ごま油…小さじ1
わさび…お好みの量
【作り方】
1.温かいご飯にお揚げのつけ汁を少しずつかけて味付けご飯を作る。ご飯がべしゃべしゃにならないように、少しずつ調整しながらかけるのがコツ。味が物足りなければお好みで酢と塩(材料外)を足す。
2.味付けご飯に炒りごま、ごま油を混ぜてから、一握り分を手に取り、軽くまるめてからお揚げに詰める。四隅までご飯がいきわたるように仕上げる。
3.スプーンで黒豆納豆としらすをハーフ&ハーフに飾り付け、わさびを添える。
子どもと一緒に作れる!
“詰めない”簡単おいなり4種
◉レシピ提供:「MOMOE」オーナー・稲垣絹代さん
揚げが破れる心配も無用の“ロールおいなり”は、開いた揚げにクルクル巻いて具材をのせるだけ。一口サイズでパクッと 食べられるのもお手軽で、小さい子どもがいるママにもオススメです。
【材料】
・おいなり用の揚げ(20個分)
油揚げ…5枚
●出汁…250cc
●砂糖…大さじ2と1/2
●みりん…大さじ2
●しょうゆ…大さじ2と1/2
・基本の酢飯(20個分)
ご飯…3合分(少し硬めに炊く)
すりゴマ…大さじ2
*砂糖…大さじ3
*米酢…75cc
*本みりん…大さじ1
*塩…小さじ1/2
【作り方】
1.油揚げを麺棒で圧をかけてのばす。こうすることで油揚げが剝がしやすくなる。
2.油揚げの端、3辺を切り落として開く。
3.切り落としたところから上下を剝がし、最後の1辺を包丁でカット、2枚にする。
4.沸騰したお湯で油揚げを油抜きし、しっかりと水気を絞る。
5.油揚げを重なり過ぎないように鍋に敷き、●を入れ、強火で火にかける。
6.沸騰したらくしゃくしゃにしたホイルで落とし蓋をし、弱火で10分ほど煮る。
7.バットに広げて、冷ましておく。
8.炊き立てごはんに*を入れて切るように混ぜ、べたつき防止にすりゴマを入れ、混ぜたら冷ましておく。
9.バットに広げた油揚げの短い方の幅と同じくらいの大きさで俵ごはんを握り、油揚げでくるくると俵ごはんを巻く。
10.少し落ち着かせてから半分に切り、断面を下にして立たせて上部を指でへこませる。
11.トッピングをのせて完成。
■金柑味噌
【材料】(5個分)
●白味噌…大さじ1
●本みりん…大さじ1/2
金柑…1個
かいわれ…適量
ゴマ…適量
【作り方】
1.金柑の種を取り、輪切りにする。
2.●を合わせたものに、①を入れ、混ぜ合わせる。1日おくと、より金柑の味が味噌に移って美味。
3.②をおいなりさんにのせ、かいわれとゴマをトッピングする。
■枝豆としらす
【材料】(5個分)
枝豆…120g
レモン…1/4個、飾りは適量
しらす…大さじ1
オリーブオイル…適量
塩…少々
【作り方】
1.湯がいた枝豆にしらすを合わせ、レモンを搾り、皮はすりおろして混ぜ合わせる。
2.オリーブオイルを適量まわし入れ、塩で味を調える。
3.②をおいなりさんに盛り、レモンのスライスを飾れば完成。
■たくあんとクリームチーズ
【材料】(5個分)
たくあん…30g
クリームチーズ…55g
しょうゆ…小さじ1
かつおぶし…大さじ1
紅たで…適量
【作り方】
1.クリームチーズを常温に戻し、たくあんを千切りにする。
2.①と醬油、かつおぶしを混ぜ合わせる。
3.おいなりさんに②をのせ、紅たでをトッピングして完成。
■桜味噌
【材料】
桜の塩漬け…2枝、飾りは適量
白味噌…大さじ1
【作り方】
1.桜の塩漬けを水で戻し、みじん切りにする。
2.①と白味噌を混ぜ合わせる。
3.おいなりさんに②をのせ、桜の塩漬けをトッピングして完成。
●撮影/川上輝明〈bean〉 フードスタイリング/竹中紘子 取材・文/石川 恵 編集/磯野文子
VERY 2018年4月号「名店おにぎりオールスター、勢ぞろい!」より。
●撮影/在本彌生 取材・文/藤井そのこ
VERY2017年9月号「ケータリングやさんがつくる『冷めても美味しい、おもてなし』Vol.3 幸也飯」より。
●レシピ提供/稲垣絹代(MOMOEオーナー) 撮影/三村健二 取材・文/平井ゆみ
VERY 2017年4月号「人気のケータリング料理家に、簡単レシピ聞きました 今年のお花見は変わり種おいなりさん」より。
*掲載中の情報は、誌面掲載時のものです。