【フローリスト山下郁子さんが提案】春を家で楽しむ方法とは/連載「花と緑でしつらう暮らし」より

こんにちは。HERS編集部Nです。

発売中のHERS5月号の中の連載ページ「花と緑でしつらう暮らし」より裏話をお届けします。

この連載では、フローリストであり、アトリエTSUBAKIを主宰している山下郁子さんに
毎月「場をしつらえる季節の植物」の提案をしていただいています。

4月号から始まったこの連載、実は私がもう何年もやりたかった企画。

山下さんとの出会いは、5年前。子どもにフラワーアレンジメントを教えてくださるワークショップで出会い、
その時から、彼女が創り出す独特な植物の世界観や、洗練されているのにどこか懐かしさを感じるようなコントラストのあるアレンジの大ファンに。

いつか機会がある時にぜひご一緒したいと夢みていたことが、今回実現しました。

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HERSでの連載テーマは、「植物で場や空間をしつらえる」。
インテリアは簡単には変えられないけれど、そこに植物を入れるだけで場の雰囲気をがらりと変えることができます。
自分で見て癒されて、招き入れる人をもてなす——。

そんな素敵なマイナーチェンジを山下さんの視点で毎月お送りします。

新連載となった4月号は山下さんが一番好きだという花、椿を使ったアレンジを紹介しています。

椿って散る時に、花の形のまま落ち、落ちた後も、道を確かに彩っていますよね。
季節の変わり目に散歩していると、ふと、地面に咲くいくつもの椿を見つけ、心が少しきゅんとなる——。

そんな誰もがいつか見た景色を、そのまま表現しています。

このアレンジにぴったりの場所は、玄関。家の中で花を見下ろす場所に最適なんだそう。

いってきます、おかえり、いらっしゃいの場に、こんな春の情景が心を優しく潤してくれそうです。

 

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発売中の5月号は、花見酒。これは、目黒川に落ちる桜の花びらを表現。
お酒をのせたお皿に水を張り、花びらを散らしています。

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外ではなかなか思うように花が楽しめないこの時期だからこそ、桜に限らず、手に入る花でお茶などで試してみてはいかがでしょうか。

今後とも「花と緑でしつらう暮らし」をよろしくお願いします。

 

編集N

 

撮影/大森忠明 スタイリング/山下郁子

 

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