心地よい部屋 ~HERS interior REVIEW~ case02
今日もSTAY HOME中。編集Kです。
初めての「インテリア」特集を担当した際、
そのリフォームのコンセプトと清潔感で、
個人的にもっとも好感を持ったのが、このOさんのお宅でした。
その真意は、この1カットに集約されていると言えます。
一見、ゆったりとしたLDKなのですが、奥に見えるのはベッドルームです。
(ベッドルームにあたる場所、元々は和室だったそうです)
もちろん、Oさんのお宅はこのひと部屋だけではありません。
ほかにも3室を備えているのですが、その3部屋はすべてストックルーム。
思い切ったリフォームの結果といえるLDKのしつらえなのです。
というのも、暮らしの時間を大切にしたいけれど、手がかからないほうがいい、
ということをリフォームのテーマにしたことが大きかったようです。
ご自身の生活空間をひと部屋に絞り、仕上げ材や家具までこだわりました。
優秀なスツールを、ベッドサイドでテーブルとしても使ったり、アイデアにも溢れています。
(家具はすべてウォールナット製で統一)
リビング、キッチン、ベッドルームと揃ったオールインワンの心地よい部屋。
ひと目で見渡せてしまうので、ファブリックや家具の素材、見え方にこだわったそうです。
その機能性だけでなく、見た目にも心地よさを感じませんか?
撮影/福知彰子 取材/加藤登紀子
HERS2018年2月号より