QRコード決済で「うっかり使いすぎちゃった!」をなくす3つの使い方

お得だからとQRコード決済をメインに使っていると、財布から現金を出すわけではない分、気づいたら使いすぎてしまった! ということになりがち。せっかくポイント還元を受けてお得になっても、得した分以上に使いすぎては意味がありません。自分に合った方法を選んで、使いすぎないように注意しながらお得に活用する方法を、節約アドバイザーの丸山晴美さんにおうかがいしました。

教えてくれたのは

節約アドバイザー 丸山晴美さん
節約アドバイザー。ファイナンシャルプランナー。「自分の家を買うために頭金1000万!」を目標に、自身も節約生活をスタート。家計管理、節約に関するさまざまな著書で、お金とのつき合い方を提案している。

QRコード決済で「うっかり使いすぎちゃった!」をなくす3つの使い方

【1】前払い式にする

〈たとえばこのQRコード決済でできます〉
・au Pay ・d払い ・楽天ペイ ・LINEPay ・PayPay
 など
マメにチェックするのが苦手な人は、後払い方式にせず、先にチャージする前払い方式にしてみましょう。これならチャージした額以上は使えないので、使いすぎてしまう心配もありません。チャージする日を決めておけば、その日まで残額でやりくりする習慣がつくはずです。

【2】予算を決めてマメにチェック


〈たとえばこのQRコード決済でできます〉
・au Pay ・d払い ・楽天ペイ ・LINEPay ・PayPay
 など
QRコード決済はアプリ内に履歴が残るので、合計いくら使ったかを見ることができます。最初に1カ月の予算を決めて、今日までにいくら使っているかをマメにチェックして。複数のQRコード決済を使うなら、家計簿アプリと連動させると全体で使った額がわかりやすくなります。

【3】フリマアプリのみに使う


〈たとえばこのQRコード決済でできます〉
・楽天ペイ ・PayPay
 など
フリマアプリの売上金を、QRコード決済で使うこともできます。よくフリマアプリを使うなら、売上金の範囲内でQRコード決済を使うのも手。ラクマの売上金を楽天ペイに、PayPayフリマの売上金をPayPayに、メルカリの売上金をメルペイに、などで使えます。

\Mart読者はこう使っています!/

PayPayに絞ってポイントを集約

ソフトバンクユーザーなので、PayPayに。ライフや西友、ダイソーやYahoo!ショッピングなど、あらゆるところで使えてポイントを集約できるのがいいところ。特売をしない商品にもポイントがつくのも◎。クレジットカードと連携させずに使えるのもいいですね。(宇根元友加里さん・東京都在住)

夫婦でキャンペーンを確認して使い分け!

夫婦でキャンペーンをチェックして使い分けていますが、メインはd払い。日用品はマツキヨで買い、dポイントとマツキヨポイントを二重取り。ポイントでお菓子を買ったり、子どもと食事へ。スーパーではPayPayを利用。夫が全額キャンペーン還元に当選しました。(河野栄里子さん・大分県在住)

※掲載中の情報はMart誌面掲載時のものです。
※QRコード決済は(株)デンソーウェーブの登録商標です。

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イラスト/カツヤマケイコ 取材・文/酒井明子 構成/Mart編集部

2020年5月号
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