アフタヌーンティーが教えてくれた「チャイプリン」で至福のおうち時間

牛乳と茶葉をコトコト煮込んでつくったインド式ミルクティー“チャイ”。スパイスの効いた深いコクと、優しい甘さは大人も子供も大好きな味。アレンジのジャムやドリンクも簡単なので挑戦してみて。

インド式ミルクティー“チャイ“を使った「チャイプリン」

カルダモンやシナモンなどスパイスが効いたチャイプリンは、漉すことで舌触りがよく、なめらかになります。ノンシュガーのホイップクリームと一緒にどうぞ。

クリーミーでふわふわな口どけのとろけるプリン。

＼容器に流し込む前に漉すことが大事！／

材料（3～4個分）
アッサム ………10ｇ（ティーバッグ3個）
水 ‥…………………………………………120㏄
牛乳 …………………………………………270㏄
生クリーム ‥……………………………100㏄
ホイップクリーム、粉糖、ミント……
…………………………………………お好みで

A
ブラウンシュガー…………………………30ｇ
卵黄………………………1個分（溶きほぐす）
卵 ……………………………1個（溶きほぐす）

つくり方
1.鍋に分量の水を入れ、火にかける。沸騰したら茶葉を入れ、1分間煮出す。
2.1に牛乳を加え、煮立ったら弱火にする。ふきこぼれないように8分間ほど煮てから火を止め、ふたをしてさらに8分間蒸らし、茶こしで漉す。
3.ボウルにAを入れ、泡立て器ですり混ぜる。
4.3に生クリームを加え、さらに混ぜる。
5.4に粗熱をとった2を2、3回に分けて加え混ぜ、漉し網などで漉して型に流し入れる。
6.バットに5を並べ湯をはったものを、温めておいた160度のオーブンで30分ほど湯せん焼きをする。
7.6をオーブンから取り出し、粗熱がとれたら冷蔵庫で1時間以上冷やす。ホイップクリーム、粉糖、ミントを飾って完成。

【アドバイス】
「”チャイジャム”は、鍋で煮詰めながらつくってももちろんいいのですが、電子レンジ使用可の保存容器でつくれば洗い物も少ないうえ、そのまま保存もできて便利ですよ」

１煮つまらないように弱火で煮出し、スプーンで軽く茶葉を押さえながら、チャイを漉します。

２溶いた全卵と卵黄に砂糖を加えすり混ぜ、生クリームを投入。生クリームは軽く混ぜるだけでＯＫ。

３１の粗熱をとったチャイを加えます。チャイの熱が卵液に伝わらないよう2、3回に分けて入れて。

４舌触りよく仕上げるため茶葉などがないか目の細かい漉し網で漉してから容器に注ぎます。

５湯せん焼きは、直接オーブンの天板にではなくバットに熱湯をはると便利。お湯の量はプリンの高さと同じくらいがベスト。

たっぷり湯を入れる！

＼使ったのはこれ／

インド最大の紅茶産地として名高いアッサム。セカンドフラッシュ・シーズンに摘み取られたアッサムの中でも希少な茶葉を使った、とても濃厚でコクと甘みが特徴の紅茶です。アッサム　ティーバッグ3g×10個入り　￥800（アフタヌーンティー・ティールーム）

【アレンジ】チャイの芳醇な香りとコクが楽しめるジャム

「本格的チャイジャム」がレンジで簡単に

チャイが凝縮された生キャラメルのような味は、思わずそのまま舐めたくなるような口どけのよさ。材料さえ揃えれば、簡単に家庭の電子レンジで本格的な味のジャムができちゃいます。

材料 （つくりやすい量）
牛乳 …………………………………………200㏄
アッサムティーバッグ …………………3個
A
グラニュー糖 ………………………………45ｇ
カルダモン・シナモンパウダー……適宜
クローブ ‥……………………………………1個
（カルダモン・シナモンパウダー・クロ
ーブの代わりに市販のティースパイス少々
でも可）
生クリーム ………………………………150㏄

つくり方
1.大きめの耐熱容器に牛乳とティーバッグを入れ、600Wの電子レンジで2分加熱する。
2.1にふたをして約1分間蒸らし、ティーバッグを取り出す。
3.Aの材料を2に入れ、軽く混ぜてから600Wの電子レンジで3分加熱し、混ぜ合わせる。
4.さらに同様に3分加熱し、混ぜ合わせる。
5.同様に6分→3分と様子を見ながら電子レンジに繰り返しかけ、ちょうどいい固さになるまで加熱する。
6.粗熱がとれたら完成。