【髪質診断】で解決!パサつきやすい【吸水ヘア】さん向け髪を扱いやすくするヘアケア法
髪がどうにもうまくいかないのは、髪質に合ったケアができていないせいかも。まずは髪質診断であなたの髪質をチェックして。吸水タイプだったら、髪の油分を補うケアを取り入れてみましょう。
吸水さんは髪の外側の失われた油分を補い、ダメージを加速させる摩擦や熱を防ぐことが大事
吸水さんの髪質は①コシがなくて絡まり梳かしにくい髪②お湯で濡らしやすくすぐにクタッとなる③柔らかくてフニャッとした毛先
【ポイント1:湯温】洗い流しは38℃程度のぬるめがベター
シャンプーを洗い流す時のお湯の温度にも注意を。40℃を超える熱いお湯は、髪や頭皮のダメージの原因になることも。38℃前後のお湯がオススメ。
【ポイント2:トリートメント】髪の毛先から中間につけて絡まりとダメージを予防
ダメージを防ぐために、トリートメントで油分を補って髪を保護して。特に毛先はダメージを受けやすいので、毛先から中間へと塗り広げるのがポイント。
【ポイント3:乾かし方】ドライヤー前の優しいタオルドライで水分オフ
ドライヤーの熱を当てる時間をできるだけ短縮するために、タオルドライはしっかり。ゴシゴシと髪同士を擦り合わせるのはNG。タオルで髪を優しく包んで。
【ポイント4:アウトバストリートメント】内部の水分を逃がさないよう髪をオイルコーティング
吸水毛は水分を吸うのと同時に髪内部の水分が逃げやすいので、ドライヤーの前に、オイル系のアウトバストリートメントで髪を保護して水分キープを。ドライヤーの熱ダメージから髪を保護。オラプレックス No.7 ボンディングオイル30㎖ ¥2,800(プロジエ)
【ポイント5:ドライヤー】髪を整えながらしっかりと乾かすことが大切
髪が濡れているとダメージを受けやすいので、すぐにしっかり乾かすことが吸水さんには重要。手ぐしで少し伸ばすように乾かすと、まとまりやすく。
「髪質診断」はここからチェック!
ゴワつく髪にヘアオイルをたっぷりつけていたライターI。それを見た美容師さんから、「撥水毛だから、ヘアオイルは毛先だけに」と指摘され……。髪が水分をはじく「撥水毛」か、水分を吸う「吸水毛」かによって、適切なケアを選ぶことこそ、扱いやすい髪に変えるカギでした。
2020年5月21日 20:00
2020年『美ST』6月号掲載 撮影/布施鮎美(人物)、升谷玲子(静物) モデル/神戸蘭子 ヘア/酒井吉之〈CINNAMON〉 メーク/輝・ナディア〈Three PEACE〉 スタイリスト/柿田たみか 取材/伊藤恵美 編集/佐久間朋子