部屋にグリーンを置きたいけれど、「忙しくて管理ができないから……」と躊躇している人も多いですよね。そんな人は、管理がラクな観葉植物を選んで、気軽に植物を楽しみましょう。今回は、ガーデニングクリエーターのたなかやすこさんに、育てやすい観葉植物を教えてもらいました。
教えてくれたのは
ガーデニングクリエーター たなかやすこさん
ベランダをオシャレに演出する野菜栽培術が人気でメディア出演やワークショップなどで活躍中。『ベランダ寄せ植え菜園:自然の力を借りるから失敗しない』(誠文堂新光社)ほか著書も多数。
Q.育てやすい観葉植物は何ですか??
A.水やりの管理のラクな、多肉植物やサボテンがおすすめ。
多肉植物やサボテン、エアープランツは、水やりの回数が少なくても育つため、日中お世話する時間のない人にもおすすめ。多肉植物やサボテンは1~2週間に1回程度の水やりでOK。エアープランツは週に1回程度、霧吹きでたっぷりと水をスプレーしてあげると元気に育ちますよ。
多肉植物は手のかからない植物の代表格。
ぷっくりとした葉と、独特なフォルムで人気の多肉植物は、手のかからない植物の代表格。葉や根にたくさんの水分を蓄えることができるから、水やりの回数も週に1回程度でOK。シンプルなプランターが、植物のかわいらしさを引き立てます。
(右から)層のグラデーションを見せられるので、どこから見ても華やか。コッパーシリンダー 11&ソーサー(受け皿付き) ∅12.5×11㎝ ¥2,100、 脚付きでインテリア性も高く、どんな部屋にも似合うシックな色なので取り入れやすい。オウティ 12W ∅ 10×12㎝ ¥1,500(ともに植木鉢・ テラコッタ専門店バージ)
扱いやすい植物といえばエアープランツ
土がいらない扱いやすい植物として知られるエアープランツですが、そのまま放っておくといつの間にかカピカピ……なんてこともよくあるそう。数日に一度は霧吹きで水をたっぷりと吹きかけてあげることが必須で、さらに乾燥対策としてガラス容器に入れておくと、こんなふうにオブジェのように楽しむこともできますよ。
木製の丸いボウルは取り外し可能。テラリウムTL ∅16.5×32.5㎝ ¥5,200 (植木鉢・テラコッタ専門店バージ)
撮影/福本和洋 グリーンコーディネート/たなか やすこ 取材・文/田島えり子 構成/長南真理恵
Mart2020年6・7月合併号
省スペースなプランターで実現 私の癒しは、簡単「おうちグリーン」 より
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