こだわり連発!スタイリストの「一生もの」が知りたい!③平沼洋美さん編

毎月、ありとあらゆるトレンドアイテムをチェックし、そのなかからCLASSY.らしい物だけを選び抜いてコーディネートを提案しているスタイリストたち。そんな審美眼を持つ彼女たちが“個人的に”愛用しているものをご紹介するこの企画、第3回目今っぽさ満載のカジュアルがお得意の平沼洋美さん!ベーシックが好きだからこそ、そのこだわりが光ります。

1.こだわりTシャツはこの2ブランドが今の定番

    「1つめはシンゾーンの定番Tシャツ。生地が柔らかく脇に縫い目がない仕様で、とにかく着心地が抜群です!ほどよくコンパクトなのでデニムなどにもウエストインしやすく、今の着こなしにマッチします」

    「もう1つはエイトン。何枚か持っていますが、このノースリーブのタイプがお気に入りで色違いで購入しました。ノースリーブといっても肩の頭が隠れ、二の腕が見えすぎないので細見え効果もあります。それにナバホのシルバーパールをするのが好きな組み合わせですね」

2.デニムはこのシルエットに行き着いた

「デニムは大好きで色々履いていますが、何だかんだ使いやすくスタイルも良く見えるのはこの2ブランド。リーバイス(左の2本)と、リーバイスをベースにリメイクされているリダン(右の2本)です。切りっぱなしだったり、ダメージ加工だったり、ディテールはそれぞれ異なりますが、基本は細身のストレート。スキニーほど体型を強調せず、かといって普通のストレートよりは膝下が細い、このシルエットが一番使えます!」

3.ヘビロテしているのは意外なバッグ

「愛用中なのはタイガーモチーフがついたグッチのバッグ。一見インパクトが強いんですが、色、サイズともに使い勝手が良くて活躍しています。カジュアルでシンプルなスタイルに、ほどよいアクをプラスしてくれるというか…。これ1つで、“無難じゃない感じ”に仕上がる優秀バッグですね」

4.「品のいい足元」に欠かせないシャネルの靴

「カジュアル派だからこそ、着こなしのどこかに大人っぽさや品の良さが必要。そんな時、シャネルの靴は、とびきり品格を与えてくれるんです。ベージュ×黒のバレエシューズはカジュアルでもちょっとフェミニンな要素があるときに。パテントのローファーはブラックデニムの足元にぴったりです」

5.色褪せない魅力のある「ヴィンテージウォッチ」

「左のエルメスのメドールは、ピラミッド型のゴールドスタッズ×赤いベルトのコンビがお気に入り。ブレスレットのように華やかです。右のカルティエのヴァンドームは、スリムなケースでキレイめにもカジュアルにも合う万能さ。どちらもヴィンテージショップで購入しましたが、現行品とはまた違った良さがあると思うので、ビビッと来る出合いを大切にしています」

今回のスタイリストはこの方!
平沼洋美さん

CLASSY.など女性誌をはじめ、ラジオにも出演する敏腕スタイリスト。思わず「着てみたい!」と思わせるトレンドを、リアルに提案する達人。明るく楽しい人柄にもファン多数。

いかがでしたか?普段、何気なく選びがちなアイテムにも、スタイリストならではのポイントがありましたよね。ぜひチェックしてみてください!

構成/CLASSY.編集部
※掲載のCHANEL商品は平沼さん私物です。ブティックへのお問い合わせはご遠慮ください。