超簡単!フライパンひとつでできる「ローストビーフ」の作り方

長く続いたおこもり期間で「家飲みの良さに気付いた!」という人も多いはず。今週末は、おうちで作れる本格ローストビーフで、「家バル」気分を味わってみては?実はフライパンひとつで簡単に作れちゃうんです。

フライパンで作れる基本「ローストビーフ」

醤油ベースのソースに青ゆずやわさびを薬味にした、和のスタイルで楽しむローストビーフです。ホームパーティや手土産の品としても重 宝します。

1. 材料(4人分)

牛肉(ローストビーフ用)─ 400g
塩 ─小さじ1
こしょう ─ 小さじ1/2
サラダ油 ─ 大さじ2
青ゆず ─ 1個
練りわさび・大根おろし・ おろし生姜 ─ 各適量
A
酒 ─ 大さじ4
醤油 ─ 大さじ2
はちみつ ─ 大さじ1/2
にんにく(すりおろし)─ 少々
こしょう ─ 少々

 

2. 作り方

1. 牛肉全体に塩とこしょうをすり込む。
2. フライパンにサラダ油を熱し、1を入れて転がしながら5分ほど焼き、全面に焼き色をつける。
3. 天板に2をのせ、180°Cに予熱したオーブンに入れて20分ほど焼く。
4. 3をオーブンから取り出し、アルミホイルに包んで20分ほどおく。
5. 小鍋に天板に残った肉汁とAを入れ、ひと煮立ちさせてソースを作る。
6. 4を5mm厚さに切って器に盛る。くし形切りにした青ゆず、練りわさび、大根おろし、おろし生姜、5のソースを添える。

3. おいしく作るPOINT

    【POINT1】
    肉の全面をこんがりと焼き香ばしさを引き出します。

    【POINT2】
    余熱で中まで火を通すとともに、寝かせることで切ったときに肉汁が流れ出るのを防ぎます。

教えてくれたのは...田中伶子先生

田中伶子クッキングスクール代表。全国料理学校協会理事、東日本料理学校協会副会長、NPO日本食育インストラクター協会理事。福岡女子大学卒業後、1964年に料理教室を開設。家庭料理の基礎から食のプロ養成まで指導にあたるほか、TV番組の出演や雑誌の執筆、食品・流通・広告会社等での商品企画、講演会など幅広く活躍中。

取材/首藤奈穂 撮影/馬場わかな スタイリング/佐々木カナコ、来住昌美 調理アシスト/中村奈津子、戸嶋幸江、杉本涼子、戸崎小百合、廣瀬弘子 再構成/CLASSY.ONLINE編集室

※この記事は『結婚できる和食教室』(光文社刊)を再構成したものです。
購入はこちらから