2020年07月06日 9:00
/ 最終更新日 : 2020年07月06日 9:00
CLASSY.
マスクをしている日の髪型がダサい問題を解決!【❹ゆるシニヨン編】
暑くなる季節に欠かせないヘアアレンジ。いつも通りヘアアレンジをして、マスクをしたら「何か変…」って思ったことありませんか? 実は、マスクをすることで顔の平面部分が増えるので、ルーズなアレンジは毛束が悪目立ちしたり、バランスが悪く見えてしまうんです。そこで、マスク前提のバランスのいいヘアアレンジを4回に渡って紹介。
第4回目は「こなれ感を出したい時のシニヨンアレンジ」を、前髪あり、なし別で紹介します。
1. 前髪ありの人のマスクアレンジ
ねじってシニヨンにするだけで、理想の無造作感が
きちんとまとめると、かしこまりすぎ…ルーズにまとめるとだらしがなく見えるシニヨン。仕込みのワックスを工夫したり、ねじってからシニヨンを作ることで、ほどよく無造作なシニヨンが完成します。また、まとめる位置は、耳の高さぐらいのあえて中途半端な位置がベスト。ラフな雰囲気になり、コーディネートを今っぽくアップデートできます。
【How to】
準備:全体に軽めのヘアスプレーを吹きかけたあと、32mmのアイロンで、顔周りはリバースに、その他はランダムにざっくり巻いておきます。オイルを手のひらによく伸ばして、毛先中心になじませるようにしてつけます。
❶ワックスを髪全体になじませます。バックの耳の高さぐらいに向けて手ぐしで髪を集め、ビニールゴムで結んでポニーテールにします。
❷毛先までねじっていきます。きっちりねじらず、ラフにねじると無造作感が出せます。
❸毛束を根元のゴムに巻きつけ、シニヨンを作ります。毛先を少し残し、ビニールゴムで結んで固定します。
❹❶でつけたワックスを使って、顔回りの毛を指でつまみ、少し動きを出して完成です。
2. 前髪なしの人のマスクアレンジ
フロントがシンプルな分、バックでヘルシーに盛って
マスクをする邪魔になるので後れ毛を作らない分、フロントからの印象はすっきりとした印象になる、前髪がない人のシニヨン。くるりんぱをしてからシニヨンを作ることで、まとめた部分に立体感ができ、トレンドトップスにもマッチする、ヘルシーに華やぐシニヨンアレンジになります。
【How to】
準備:前髪がある人と同様に、スプレーを吹きかけてから顔周りはリバース、それ以外はランダムにざっくりとアイロンで巻きます。毛先中心にオイルをなじませます。
❶スタイリングミルク(柔らかめのワックス)を髪全体になじませます。フロントを6:4で分け、耳ぐらいの低めの高さでひとつ結びにします。
❷❶の毛束を2つに分けます。右の根元から約5cmのあたりをゴムで結び、結び目の少し上に穴をあけ、毛先を上から通してくるりんぱをします。
❸左の束も、同様にくるりんぱをします。ヘルシーなシニヨンを作るための大事なプロセスです。
❹右の束を上から反時計周りに根元に巻きつけ、毛先を残した状態でアメピンで留めます。
❺左の束も、バランスのいいシニヨンになるよう時計回りに根元に巻きつけ、アメピンで留めます。
❻顔回りの毛をなでつけるように、少しだけ落とします。後れ毛がなくても、フロントの印象が寂しくなりません。
撮影/杉本大希 ヘアメーク/YUTA..(CAROYS) モデル/石井里奈、中瀬古ゆきな(CLASSY.LEADERS) 取材/味澤彩子 構成/ガヤ美(CLASSY.ONLINE編集室)