マスク時代「前髪あり&前髪なし派」それぞれの正解とは?

withコロナ時代になり、マスクはもはや生活の中で必須アイテムになりました。マスクをしているのが当たり前になった今、実は髪型にもその影響が起きています。「いい感じだった髪型も、マスクをするとなんだか変」という現象に悩まされている方も少なくありません。今回は「マスクをしていてもいい感じに見える、前髪長め派&短め派のベストな前髪」について考察します。

「マスクをしている日の前髪」こんな失敗していない?

1.下ろしバングをすると顔が全然見えなくて暗い印象

    一見よさそうに見える小顔に見える、重めのフルバングですが…

    マスクをすると顔の見える面積が少なすぎてちょっと怖い!

2.透けバングがなんだかうざったく見えてしまう

    トレンドのシースルーバング。マスクをしていないとほどよい透け感ですが…

    なんだかもうちょっと透け感が欲しい、といった状態になってしまいます。

「マスクをしている日の前髪」短くしたい人はどうすれば?

1.アシンメトリーな三角形の空間をおでこにつくり、ウェットなスタイリングを

マスクをしている日の前髪は透けさせるというより、隙間や空間をつくることを意識し軽さを演出します。まず、長さはいつもよりもやや短く設定し、マスクと前髪の空間を広げます。さらに両眉を結ぶラインを底辺とし、額にアシンメトリーな三角形の空間を作り、抜け感を出しましょう。前髪の幅はやや広めにつくり、サイドの分量を多めに設定。ライトサイドは耳にかけるとバランスがよくなります。毛先にバームをつけ、ややウェットな質感にすると今年っぽい雰囲気もプラスされます。

2.透け感をぐっと出したセンターパートにしても◎

前髪が短めの人はセンターパートにするのも今っぽくておすすめです。両眉を結ぶラインを底辺とし、正三角形の空間を作るようにセンターパートにすると好バランスに。前髪の毛先に微量のバームをつけツヤ感を足し、コームを通して、毛先をまばらにすると夏らしいヘルシーな雰囲気になります。

「マスクをしている日の前髪」前髪長めがいい人はどうすれば?

根元に立ち上がりを出して、毛先には透け感を出して

マスクで顔を覆っている分、額をいかに出して空間を作ることが「マスクをしている日の前髪」の大事なポイントです。ですが、額を全開にしてしまうとニュアンスや雰囲気がでません。まず前髪が長い場合は、流した時に、マスクのちょうど上にかかるぐらいに長さを設定。サイドに分け目を作り、ライトサイドのみ耳掛けします。さらに根元はふんわり立ち上げてすっきりと見せます。両眉を結ぶラインを底辺にしたアシンメトリーな三角形の空間を額に作り、前髪ありと同様に毛先にバームをつけてツヤ感をプラス。手グシでかきあげると、ほどよい束感が生まれ、毛先に透け感がでてマスクとバランスのいい軽さのスタイルになります。

教えてくれたのは
ムッシュ豊田さん
自由が丘にあるAlice by afloat、ciel by afloat、Maria by afloat、吉祥寺にあるLila by afloat代表。顔回りのヘアの似合わせが得意で、必ず可愛く、女らしく変身させるスタイル提案に定評が。
http://alice-by-afloat.com/

イラスト/ryo 取材/味澤彩子 構成/ガヤ美(CLASSY.ONLINE編集室)