「築地銀だこ」風の”カリフワたこ焼き”が自宅でできる!そのコツを完全伝授

おなじみの有名店「築地銀だこ」に、”家庭でつくる”たこ焼きを美味しくするコツを聞きました。夏休みのごはんにもぴったりなので、ぜひ試してみてくださいね。

【築地銀だこ風】カリフワたこ焼き

おうちでつくるホットプレートメニューの断トツ人気はたこ焼き。築地銀だこのような、外側はカリッと中はふんわりなたこ焼きが理想です。お店にヒントをもらい、家庭の電気ホットプレートで絶品たこ焼きをつくる方法を、Mart編集部が考えました。

参考にしたメニューはこれ!

築地銀だこ たこ焼8個入り
大きめで食べ応えもバッチリな、築地銀だこを代表するたこ焼き。〝皮はカリッと、中はトロッと、たこはプリッと〞のスタンダード商品。¥538

銀だことは?

全国に500店舗以上(2020年6月現在)展開する、たこ焼き専門店。イートイン、テイクアウト両方に対応し、子どもから大人まで大人気。写真は築地本店。住所:東京都中央区築地 4-7-5 1F 電話番号:03-6278- 8889 https://www.gindaco.com

教えてくれたのは

ホットランド 築地銀だこ
教育部マネージャー 小林秀樹さん

Q.ホットプレートでカリッ&フワッなたこ焼きをつくるコツは?

A.具の準備と少し多めの油だけで大きく変わります! 店舗では高温で焼ける焼き台を使用し、かつ、たこ焼き粉もオリジナルなのですが、「タコなどの具は冷蔵庫から出してお く」や「油は少し多め」でかなり近づけるはずですよ。

おうちでつくる【築地銀だこ風】たこ焼きレシピ


BRUNO コンパクトホットプレート 直営店限定カラー ブルーグレー¥8,800(イデアインターナショナル)

\Mart編集部が考えました/
材料(BRUNOコンパクトホットプレート1回分)
たこ焼き粉ミックス……150g
卵……1個
水……400㎖
マヨネーズ……大さじ1
小エビ……大さじ2
青のり粉……小さじ1
コーン油……適量
具(冷蔵庫から出しておく)
タコ……50~60g(1㎝大)
長ねぎ……1/2本(小口切り)
紅しょうが……5~10g
天カス……適量

MEMO
生地や具が冷たいと、火が通るまでに時間がかかりうまくできないので、 30分ほど前には出しておきましょう!

つくり方
①卵、水、マヨネーズをよく混ぜ、たこ焼き粉ミックスを4、5回に分けて入れながらそのつど泡立て器でよく混ぜる。さらに青のり粉、小エビを加えて混ぜる。
②ホットプレートをHI(高温)で温め、穴にコーン油をたっぷり入れ、平面部分にもしっかり油をぬる。竹串で少し生地を落とし、ジュワジュワするくらいになったら生地を穴の半分くらいまで流し入れる。
③タコを入れて、火力をMED(中温)にして、天カス、紅しょうが、長ねぎも順次入れていく。
④HI(高温)に戻し残りの生地を流し込む。少しすると円形が見えてくるので、そこから竹串または先の細い割りばしで生地を押し込みながら丸くしていく。全部の円形がだいたい見えたらMED(中温)に火を弱めておく。
⑤すべて丸くしたらHI(高温)にして、くるくる回しながら焼いていく。色がついてきたらたこ焼きの脇にコーン油をさして、全体になじむように回す。たこ焼きの周りがカリッとなったら完成。

つくり方のポイントはこの5つ!


【1】卵と水、マヨネーズを先に合わせる
粉は一緒に入れず、まず水分と油分を混ぜ合わせましょう。菜箸ではなく、泡立て器でしっかりと混ぜるのがコツです。マヨネーズはカリッとさせる隠し味に。


【2】粉は45回に分けて混ぜる。混ぜすぎも禁物!
全量を一度に入れるとうまく混ざり合わないので、分けて入れ、ムラが ないように混ぜ合わせます。全体がなじんだら青のり粉や小エビも加えてひと混ぜ。混ぜすぎは禁物。


【3】たっぷりのコーン油の温度を要チェック
プレートにコーン油をたっぷり入れ たら、生地があふれる平面部分にもなじませます。揚げものの温度を確かめるように少量の生地をつけた串を入れ、シュワッとしたら適温。


42本の太めの串が丸めやすい。いじりすぎはNG
細い割りばしなどで(竹串は先端も細く短いので△)。刺しすぎると生地が傷つくので極力我慢。円形が浮き上がってきたら周囲の生地を中に入れ2、3回で返します。


【5】仕上げの油さし でカリカリの表面に
最後はカリッと焼き上げるイメージで、たこ焼きの脇にコーン油をさします。高温で焼くと、意外にも油を吸収しすぎず、軽い仕上がりになります。油はねには注意して。

※記載の温度は目安です。お使いの機種に合わせて温度を調節してください。
※参考〈BRUNO〉WARM:65~80℃/LOW:100~130℃/MED:160~200℃/HI:190~250℃

撮影/楠 聖子 フードコーディネート/安部加代子 取材・文・スタイリング/新里陽子 構成/長南真理恵

【この記事もおすすめ!】
BRUNOホットプレートでちぎりパンが焼ける!?簡単テクニックを伝授します