まいにち乾麺生活 ①白髪という名の極細そうめん

 

勝手に始まった水曜日の麺食い連載。

まいにちと言っておきながら週に一度しかアップしないのは大人の事情です(笑)。ご了承ください。

兎にも角にも、家庭でも気軽に楽しめるということで、乾麺しばりでの実食紹介を。

第一回は、家庭で食べる冷たい麺の圧倒的王者、そうめんで異論はないでしょう。

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こちらが今回取り上げる手延べそうめん「白髪」。奈良県の三輪山本さんの超極細の生産(生産地は長崎県島原市なので、三輪そうめん、というわけではありません)の、一箱45g入りの高級そうめんです。価格は、購入の仕方や場所にもよるので、いつもの揖保乃糸(300g)より一箱が少し高いかな、くらいの値段感とだけお伝えしておきます。

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一本ずつの比較、右がオーソドックスな揖保乃糸、左が白髪。三輪山本のホームページによれば、10gで約300本ということなので、一箱45gでおよそ1350本!

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約30秒で茹で上がった のがコレ。きっと綺麗に揃えて盛りつければ恐ろしく美しいのだと思います…。

 

で、早速実食、ごくごくフツーにつゆをつけていただきます。

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口に含んでまず感じるのはとにかく淡い、ということ。ちゃんと一本一本のコシが生きていますが、口の中で溶けるようになくなっていく感覚。楽しみ方としては、普段のそうめんとは別物と思った方が良いかもしれません。個人的には、酢を混ぜた出汁をかけて、極薄にスライスした胡瓜か何かと小鉢に、なんて感じで食べたいです。

使いどころが難しい、でも話のタネにはなるよね、というものなので、45g×2の2箱セットのものなどは、気兼ねのない友人などへのちょっとした手土産に良さそう。ちなみにパッケージデザインも、ユニクロなどのロゴも手がける佐藤可士和氏によるものとのことなので、ぬかりはありません。

ではまた水曜日に。