人気ヘアメークが伝授!Tシャツが似合う「簡単ゆる巻き&ポニーテール」

夏といえば、やっぱりTシャツコーデ!でも、Tシャツだとどこかボーイッシュだったりシンプルすぎたり…「イマイチあか抜けないな…」なんて物足りなさを感じてしまう人も多いはず。そこでCLASSY.では、ヘア&メークアップアーティスト・小松胡桃さんをゲストにお招きして、「Tシャツでもあか抜けるヘアメーク講座」をインスタライブで開催しました。今回は『ヘアアレンジ編』として、おすすめのスタイリング剤から「後れ毛テク」までたっぷりお届けします!

インスタライブのアーカイブはこちらをチェック!

1. くせ毛っぽい抜け感がある「外国人風」巻き髪のコツは?

トップを持ってふんわり感アップ!毛束は太めに取るのがコツ

    1. ヘアミストと使って髪の毛をふわっと立ち上げる
    「まずはじめに、&beのヘアミストを根元に振きつけていきます。振きつけた後に根元に指を差し込んで、立ち上げたい方向に引っ張ると、髪がふんわりと立体的に。髪の毛が細くて柔らかい人でもボリュームが出るのでおすすめです」

    ●使用アイテム
    シーミスト(アンドビー)

    2. 崩れ防止のスプレーを振る
    「こちらも巻く前の大切な下準備。特に汗や湿気で髪の毛が崩れやすい今の時季にはマストです。トリエのスプレーは『前髪が崩れない某アイドル』も使っている名品。スプレーをかけたら、巻きが固まりすぎないようにブラシでとかすことを忘れずに!」

    ●使用アイテム
    トリエ スプレー10(ルベル)

    3. 毛束を太めに取る
    「髪が細くて柔らかい人は、一度に巻く毛束をいつもより太めに取るのがコツ。テンションがしっかりかかるので、巻きが取れにくくなります」

    4. 26mmのコテで顔の周りから巻いていく
    「顔周りから巻き始めます。顔に対して平行に、縦にアイロンを持つことを意識して外巻きをするのがポイント。縦にしっかりカールが作れます」

    5. ミックス巻きを繰り返す
    「次の毛束は同様にアイロンを縦に持って内巻きに。これを交互に繰り返します。また、巻いた後はブラシでさっととかして、くせ毛風のゆる巻きをキープするのがポイントです」

    5. トップの髪は根元をしっかり巻いていく
    「トップは、毛束を真上に引き出して巻くのがポイント。根元からなるべくコテの位置をずらさないように巻いていくと、コテを離した時にふんわりと立体感が出ます」

    6. パウダーで根元にボリュームをON
    「さらに根元をふわっとさせたい場合は、Fujikoのポンポンパウダーを。毛束を薄めに分けて根元に粉をつけたら、立ち上げたい方向に向かって指をかきいれたり、根元をつまんだりしてなじませます」

    ●使用アイテム
    フジコポンポンパウダー(フジコ)

    7. ヘアオイルでツヤを出して完成!
    「最後に仕上げとして、オイルで質感を変えたら完成。ほどよくツヤのある濡れ感で、女っぽさを演出します。LILAYのヘアオイルは、つけた後も巻きがとれづらく、オイル焼けもしないのでおすすめです」

    ●使用アイテム
    オールユアオイル(リレイ)

2. “いい女風”のラフなまとめ髪の作り方

Tシャツなら、低めのポニーテールがマッチ。後れ毛でマスクでも映える髪型に

    1. ワックスを髪全体につけてかきあげる
    「ワックスをひとすくい分とり、指先でなじませます。この時、指の間にもしっかりつけることがポイント。トップと根元を中心に、ざっくりとワックスをつけていきます」

    ●使用アイテム
    プレジューム ワックス〈02〉(ミルボン)

    2. 口の高さでひとつに結ぶ
    「Tシャツの時は、なるべく低めに結ぶのがおすすめです。横から見た時に、トップから後頭部までの丸みが一番キレイに見えて、「いい女」に映る高さで結びましょう。だいたい口元くらいの高さが◎。あとから整えるので、ざっくり取ってラフに結んでしまってOKです」

    3. 後れ毛を出す
    「後れ毛を出すポイントは、3点。まずはじめに、眉山の延長線にあたる部分から毛束を1束(❶)。耳の前のうぶ毛の部分から1束(❷)取り出します。❶と❷が決まったら、あとは中間部分から出せる毛を数束(❸)取り出せば、失敗しません」

    4. 後れ毛をストレートアイロンで整える
    「後れ毛が外側に流れるように、ストレートアイロンで軽くニュアンスをつけていきます。耳の横の毛は、外から内へ、丸みのある感じで。後れ毛は、オイルだとぺたんとするのでワックスかスプレーを仕上げにつけてあげると崩れません」

    5. 髪の毛を引き出して形を整える
    「最後の仕上げです。まずは目の横あたりの高さでサイドの髪を軽く引っ張ります(❶)。次にトップを縦に両手でつまんで(❷)、最後に❸の部分をゆるませましょう」

    6. 首の下をたゆませて、微調整すれば完成!
    「トップがふんわりしているのに、首の下の髪がタイトだとダサいので、軽くたるませるのを忘れずに!仕上げに崩れ防止のスプレーをして完成です」

    ●使用アイテム
    トリエ スプレー10(ルベル)

4. 「Tシャツでもあか抜ける」ヘアの完成!

巻いても結んでも可愛い!ゆるっと抜け感のあるウェーブスタイル

■POINTおさらい

1. ミストやパウダーで髪の毛をふんわり立ちあげることが大切!
2. 巻く時は毛束を太めにとって、カールが取れないように
3. ポニーは口元の高さで低めに結んで女っぽく
4. 後れ毛は「眉山の延長線上(❶)」「耳の横(❷)」「❶と❷の間(❸)」の3箇所に位置を定めると失敗しない

ヘアアレンジを解説してくれたのは...

ヘア&メークアップアーティスト 小松胡桃さん

ROI所属。洋服とのバランスを考えたヘアメークに定評あり。ITなトレンドを取り入れながらも、しっかりアラサー世代の“リアル”に落とし込んだテクニックは必見。最近は“崩れない”マスクメークを研究中とのこと。プチプラコスメも大好き!

Instagram:@komatsu_kurumi

難易度が高そうに思える「ゆる巻き」や「ゆるポニー」も、ちょっとしたテクで自分のものにできちゃうんです。ぜひ、この「Tシャツ映え」するヘアアレンジで夏の大人カジュアルを楽しんでくださいね!

構成/CLASSY.ONLINE
※ご紹介したアイテムは全てヘアメーク私物です。