【親子でできる自由研究】幼児から小学校高学年まで楽しめる「コマ撮りアニメ」のコツ

親子で楽しめる“共育”自由研究を紹介するシリーズ。前回の記事(※正式リンクはってください)でコマ撮りアニメのつくり方を教えてくれたコマドリストの竹内さんに、子どもの年齢別のコツを教えてもらいました。

教えてくれたのは…

竹内泰人先生(コマドリスト)
コマ撮り映像作家「コマドリスト」、CM監督、アニメーターとして活躍中。コマ撮りに関することを紹介している「コマドリル」では先生の作品も多数見られます。http://komakomatai.com/

子どもの年齢でお話のつくり方が変わる! 学年別「共育ポイント」

【幼児】親子でいっしょに!

おやつを食べつつそれを作品にしてしまおう

集中力が続かない幼児は、親子でトライ。キャラクターがおやつを食べる話にして、一口ずつ食べながら撮影すると飽きずにつくれそう。じっとした作業ではなく、食べることがそのまま動画になっていくのが楽しいので、小さな子どもでも飽きずに動画づくりの面白さを体験できます。

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【小学校1~2年生】大人に聞きながら

いつも使っているものに命を吹き込もう

細かい動きが苦手な低学年は大人に手伝ってもらいながらトライ。雑貨に目玉をつけるだけでキャラクターが完成。動くことの楽しさを体験しよう。マグカップなど大きめの雑貨なら、細かく動かさなくていいので簡単でおすすめ。まずは家にあるものから主役を探してみよう。

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【小学校3~4年生】1人でやってみよう!

旅行の写真を使って動画で旅先を紹介しよう

主人公のキャラクターを考えるのが難しい小学校中学年は、自分を主人公にして、夏休みの思い出をストーリーにしよう。夏休みの絵日記を兼ねた自由研究にもおすすめ。実体験ならストーリーを考えなくていいし、自分の気持ちなので、わかりやすく表現できます。

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【小学校5年生以上】1人でやってみよう!

クレイの形を変化させて変身(メタモルフォーゼ)を楽しもう

ストーリーを考えるのにつまずきそうな高学年は、クレイアニメがおすすめ。クレイの形が変化していく様を撮影していくだけ。クレイの動きだけなので、あらかじめストーリーを考えなくてOK。気の向くままに粘土を動かせば、それがヘンテコで面白い動きのアニメに。

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Mart2020年9月号
この夏“共育パパ&ママ”になろう!子どもと一緒に「ゆる自由研究」講座 より

撮影/北川鉄雄 取材・文/ 加藤文恵 構成/富田夏子