イガリシノブさんのON・OFFでかわいい40代の抜け感増し【マスクメーク】
夏でもマスクが手放せない毎日。せっかくならメークで気分も上げていきたい!イガリシノブさんのテクニックでいつも以上に「抜け感」を出せば、マスクをしていても軽やかな大人のマスクコーデが叶います。
こめかみ、下まぶた……いつもより〝抜け〟を増やせばwithマスクでも軽やかに
マスクまわりの肌は、色のコントラストでくすみが強調される危険あり!上半顔の濁りを一掃し、アイメークも下まぶたは細めで抜け感を意識。マスク選びもくすみが目立つ真っ白より、大きめサイズの暖色か黒が正解です。
HOW TO MAKE-UP
★BASE:白みの際立つツヤ肌に仕上げるコスメデコルテ AQのクッションファンデを軽くポンポンと塗布。こめかみには大胆にハイライトをのせ美肌度UP。チークは不要。 ★EYE:上まぶたは赤みブラウンのシャドウと、パープル&イエローのアイライナーで陰影感を演出。下まぶたは、幅細めにベージュシャドウを入れてクリアに。暗めパウダーでハッキリ描いた眉が上半顔を整えます。 ★LIP:ベリー色のマットリップをラフに塗ります。
【1】こめかみがキレイなら全顔美肌に見える
マスクで隠せないこめかみを整えれば、隠れた肌までキレイそうに見えます。眉は目尻&マスク幅より短めに描くと、こめかみが澄んで美肌感が強調されるだけでなく小顔効果も。
左、マスク時の赤み眉は目元が腫れぼったく見えるのでNG。暗い色でハッキリ描いて。フーミー アイブロウパウダー α dark brown ¥1,800(Clue)右、うるおいとツヤを与えるパール入りスティックハイライター 。立体感と透明感ある自然な美肌へ。ジルスチュアート ムーンリッド デュー ハイライター 01¥3,200(ジルスチュアートビューティ)
【2】メーク崩れ予防には水スプレーが活躍
どんなファンデでも少量の水分を含ませると密着力が上がります。マスク下のメーク崩れは、最後に水スプレーをふわっとかければ解決。持ち歩いてマメにシュッ。化粧水でもOK。
【3】下まぶたを抜いて肌の濁りを防止
下まぶたはベージュシャドウ(C)を細めに入れる程度でクリア感をキープ。上はAとBを混ぜて使用。パープル(D)でキワを縁取りインサイドはイエロー(E)。陰影をつけて。
A・B・Cブランド史上初の日本限定コレクション。NARSクワッドアイシャドー 00122 ¥5,800〈数量限定〉(NARS JAPAN)D 質感なめらかなで高発色・高持続力のカラーライナー。スポンジチップでぼかしても。ディオールショウ 24H スティロ ウォータープルーフ771、E ディオールショウ 24H スティロ ウォータープルーフ556 各¥3,000〈8月7日発売〉(ともにパルファン・クリスチャン・ディオール)
【4】マスク下は乾燥レスなマットリップを
マスクのON&OFFを考えると、色落ちしないマットリップ一択!優秀なうるおいマットも急増中。好きな色を選んでラフに塗って。上質なベルベットカラー。タトワージュ クチュール ベルベットクリーム 203 ¥4,300〈8月7日発売〉(イヴ・サンローラン・ボーテ)
時代を牽引するヘアメークさん。TVや雑誌、SNS、コスメプロデュースなど多方面で活躍。独特の感性で表現される手法をそっくり真似れば不思議と理にかなったメークが完成!
2020年『美ST』9月号掲載 撮影/峠 雄三〈人物〉、五十嵐 洋〈静物〉 ヘア・メーク/イガリシノブ(BEAUTRIUM) スタイリスト/吉村結子 取材/大山真理子 イラスト/ごとうえみこ 編集/長谷川 智