美容家【石井美保さん】44歳が、アラサーで一度オイルクレンジングを辞めた理由

『スッキリ』のビューティチャ―を始めとするテレビ出演でも話題、著書も大ヒット中の美容家・石井美保さん。連載第0回ではアラサー時代についてインタビューし、大きな反響をいただきました。44歳とは信じられない(というか年齢関係なく毛穴レス!)の石井さんに、今回は美容のキホン中の基本、クレンジングについて聞きました。

「オイルクレンジングは特別な日にしか使いません」

20代の頃は地黒な肌が嫌いで、カバー力の高いファンデーションを厚塗りしていたので、洗浄力のあるオイルでゴシゴシとクレンジングしていました。メークは落ちるものの、毛穴の開きや乾燥肌は改善せず、自分の肌に自信が持てない日々。そんな私がオイルクレンジングをやめてみたのは、20代の終わり。

まつげエクステのサロンをオープンし、私自身もまつエクをつけるようになったのをきっかけに、まつエクでも使える泡タイプのクレンジング開発。さらにまつエクが取れないように、こすらず優しく洗うようにしたら、一週間でくすみや乾燥、毛穴が気にならなくなり、明らかに肌に変化が出始めました。

美肌に導くのは美容液でもパックでもなく、クレンジングであることを実感。以来、オイル以外のクレンジングが定番になり、今でも落ちにくいファンデを塗った日やウォータープルーフのコスメでメークした日など、特別な日にしかオイルは使いません。

「自分のメークの濃さに合ったクレンジングが何より大切」

オイルクレンジング=悪、なのではなく、自分のメークの濃さや使うコスメによってクレンジングを選ぶことが大切。

お客様と接していると、ナチュラルメークなのに洗浄力高めのオイルでクレンジングしている人が多いんです。それだと本来肌に必要な油分まで奪われ、乾燥が悪化する原因に。逆にカバー力の高いベースや落ちにくいポイントメークなのに肌に優しいミルクでクレンジングしている人も。きちんとメークを落としきれず、毛穴開きや吹き出物など肌トラブルの一因になってしまいます。濃いめメークの日はオイルもおすすめです。

クレンジングはスキンケアのベースにあるもの。自分のメークに合った正しいクレンジングを取り入れることが、乾燥肌や毛穴悩み、くすみやたるみを改善する近道です。

【石井美保さんおすすめ!クレンジング3選】

美保さんが特にオススメするクレンジングを、テクスチャー別に教えてもらいました。

右から、スキンケア成分が贅沢に配合されたクレンジングクリーム。AQ ミリオリティ リペア クレンジングクリーム n 150g ¥10,000(コスメデコルテ)石井美保さんが開発した泡クレンジング。ふんわり泡で肌に負担をかけずにメイクオフ。パーフェクショネール クレンジングフォーム 150mL ¥4,280(Riche)あと残り感のないすっきりとしたクレンジング力と保湿力を備えた名品。トリートメント クレンジング ミルク 200g ¥3,000(カバーマーク/カバーマーク カスタマーセンター)