先日、10月12日発売号の取材で、山梨県にある、ある農家さんを料理家・真藤舞衣子さんと尋ねました。その帰りに、ワインを買って帰りたいなら、ここ！　と真藤さんに連れて行ってもらったのが、勝沼のワイナリーマーケット「新田商店」。

山梨県のなかでも、ひと際ぶどう栽培に適した丘緩地といわれている勝沼町。ワインの歴史も古く、明治10年（1877年）には、勝沼に日本で初めてのワイン醸造会社が設立されたと言われています。そんな勝沼の地で、昭和14年からお酒の販売をしているのが、ここ新田商店。

山梨県ワイナリーの取り扱いワインはなんと500種以上。ワインを中心に日本酒、焼酎、お米などを販売している地元に根づいた酒屋さんです。

 

ワインを買いにきていた地元の方にお勧めを聞いてみると……
「私的に、今の〝勝沼〟を示す一本。中央値、と言いますか。勝沼でまず一本と選ぶとしたら、機山洋酒工業株式会社の　キザンワイン白2018　だと思うよ。
良い意味でクセが無くて飲みやすいよ！」

 

とのことなので、こちらをおうちに持って帰りました。

確かにスルスルと飲める。夏の暑い日（山梨取材の日は猛暑でした）に、さらっと飲める辛口さ。青々としたドライさとほんのり香る柑橘の香り。飲みやすいのにしっかりと個性を感じるのが面白い一本でした。

 

なかなか足を運べない状況ですが、ホームページに記載されているメールで問い合わせるといろいろとおすすめを教えてくれて、お取り寄せもできるそう。

新田商店ホームページ

 

勝沼ワイナリーマーケット 新田商店
〒409-1304
山梨県甲州市勝沼町休息1560
営業時間：9:00〜18:00（変更することもあり）
不定休