Web面接の失敗から学ぶ、コロナ禍就活、オンライン面談のやり方とコツ【就活連載⑧】

就活応援プラットホーム「就プラ」の管理人による、就活連載・第8回。
基本の就活対策~刻々と変化する最新就活事情まで、就活生必読の情報をお届けします。

コロナウイルス感染防止のため、各企業の採用活動でWebツールを活用したオンライン就活が主流になりました。21卒の秋・冬時期の就活はもちろん、22卒の就活でも、オンラインで面談をする企業は増え、一般的な選考スタイルとして定着する可能性も十分あります。

当記事は、先輩達の残念な失敗談を参考に、就活本番で成功するWeb面接のやり方やコツを解説していきます。

①21卒の就活生が語るWeb面接失敗談

まずは、実際にオンライン就活を体験した21卒の先輩達のWeb面接失敗談をご紹介していきます。

明日は我が身とならないように、先輩達の冷や汗ものの体験を参考にしてください!

  • Webツールの画面が止まってしまった(再接続できない…)
  • 家族や部屋の外の雑音が入ってしまった
  • ジャージやスウェットが映り込んだ(下半身)
  • 室内の趣味のポスターなどが丸見えに…
  • 上から目線のカメラ映りや毛穴が映る位のドアップに
  • プロフィールやアイコン画像で、個性や趣味が丸出しになってしまった
  • カンペを見ていることがバレバレ

失敗の内容を大きくわけると、『通信やPCなどの環境面の問題』、『カメラ画面に映った内容、音声などの問題』があるようですね。

通信やPCなどの環境面の問題

通信などの環境面の問題は、インターネット回線の不具合で画面がフリーズしたり、オンライン面接のルームに接続できないことは、多くの就活生か経験しています。通信の環境の問題はもちろん、事前にアプリケーションなどをダウンロードする必要があったのに、準備をしないで、予定の時間に間に合わなかったという失敗もあったようです。

カメラ画面に映った内容、音声などの問題

画面への映り込みに関しては、上半身だけスーツを着ていて、下はスウェットやジャージなどで面接に参加するようになり、何かの拍子で、それがカメラに映り込んでしまったというケースは割と多かったようです。中には、人事担当者から『立ち上がってみて』と言われたという、冷や汗もののケースも稀に存在するようです。

また、面接をしていることを知らない母親や家族が部屋に突然入ってきてしまったり、鏡に反射して、室内の様子が映り込み、趣味が伝わるポスターやグッズなどが丸見えになってしまったという失敗談もあったようです。

自分自身が、同じ状態になったことを考えるとゾッとしませんか。先輩達の苦~い経験を参考にして、読者の皆さんは失敗しないようにしてください!

②Web面接で失敗しないために準備すること

  • インターネット回線やPCを準備
  • Web面接の練習を友達同士などで実施
  • 家族など同居する人へ面接時間の共有

(1)インターネット回線やPCを準備

Web面接で失敗しないためには、環境面の整備が必要不可欠です。出来れば、自由な時間に使えるPCと、有線のネット環境を準備しましょう。

オンライン説明会や面接などを繰り返すと、月に100G位の通信容量がかかることもあります。正直、スマホでは通信の不安定さ、画面のサイズなど不便な点が多いです。スマホやポケットWi-Fiなどで対応する場合は、電波のよい場所のチェックや、アプリケーションのインストールを事前に行うようにしてください。

(2)Web面接の練習を友達同士などで実施

特に実施して欲しいこととしては、面接本番前にお友達などと、オンラインでの面談練習をしてみてください。

どの角度からカメラに映るべきなのか、声の大きさはどれくらいにするべきか、室内様子がどれくらい映り込むのかなどを、お友達とチェックしてみてください。今は、オンラインツールを録画できるアプリなどもありますから、録画してチェックしてみることも、役に立つはずです。

(3)家族など同居する人へ面接時間の共有

最後に、必ず実施しておきたいこととしては、同居する家族と、面接や就活のスケジュールを共有することです。事前に伝えておけば、家族が映り込むことや大きな音が入ってしまうことなどは、ある程度防いで行けるはずです。

でも、家族が忘れてしまうこともあるでしょうから、張り紙などを用意しておくなどの工夫をしてみて良いかもしれません。

③Web面接やり方とコツ

リアルな面接もWeb面接も、質問への回答内容の整理や準備が必要なことは言うまでもありませんが、Web面接は特に事前準備が大切です。以下を意識して、準備は入念にしていきましょう。

  • カメラを固定し、カメラ映りをチェック(逆光は画面が暗くなります)
  • イヤホンを準備し、音声の調整の仕方も確認
  • 大きな声で、笑顔を忘れずに!

事前準備の中で、カメラ映りを確認しておきましょう。カメラ映りを良くするためには、画面は必ず固定して、自分の目線をカメラの高さに合わせるようにしてください!自分の目線より低い位置にカメラを置くと、上から目線のように相手には映りますので注意が必用です。

また、イヤホンは出来ればマイク付きを準備しましょう。そして、面談が開始したらすぐに音声の調整を出来るようにしていてください。

なお、オンラインでは、声が聞きとりにくいことがあるため、いつもより大きな声で、少しゆっくり話をすることなどの配慮もしていきましょう。

最後に、画面越しでは、どうしても表情が硬くなりがちですから、いつもより笑顔でいられる時間を増やせるよう意識してください!

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