美容家【石井美保さん】44歳が「10月に1歳老ける」と言う理由|アラサー女子巻き返し美容③
『スッキリ』のビューティーチャ―を始めとするテレビ出演でも話題、著書も大ヒット中の美容家・石井美保さん。連載「アラサー女子の巻き返し美容」にも大きな反響をいただいています。44歳とは信じられない(というか年齢関係なく美しい白肌!)の石井さんに、今回は白肌の秘密について聞きました。
「肌のターンオーバーは30歳をピークに徐々に落ちていきます」
1年で最も紫外線を浴びる春夏のUVケアはもちろん大事ですが、その後、肌の中に蓄積したメラニンをうまく排出することが、シミになるかならないかの分かれ道。
肌のターンオーバーは最低でも1カ月で、そのスピードは30歳をピークに徐々に落ちていくと言われています。肌が生まれ変わるスピードが落ちたとしてもメラニンは排出できますが、紫外線ケアや美白ケアでターンオーバーを促さなければ、さらにダメージが蓄積し、シミやくすみなどの肌トラブルの一因に。
だから夏が終わったからと言って、紫外線ケアも終わりにしてはいけません! 秋になると乾燥ケアにスイッチしがちですが、この10、11月が美肌を育む勝負の時期。本格的な乾燥シーズンが到来する冬までは、肌の内部に留まっているメラニンをデトックスすべく、集中美白ケアが大切です。
「夏のダメージで1歳、冬のダメージで1歳老けると心得ましょう」
紫外線によるダメージは、なるべく速やかに即日のケアが大事。7、8月の2カ月で紫外線を浴びてしまったのなら、同じくらいの期間をかけて辛抱強く美白ケアに力を入れましょう。
“夏のダメージで1歳、冬のダメージで1歳老ける”というのが私の考え。無頓着でいると老いが急激に加速します。肌の老化を緩やかにするためにも、速やかで継続的なケアは欠かせません。
また「日焼け止めは春夏にしか使いません」という人も多いと思いますが、紫外線は秋も冬も、雨の日も降り注いでいます。だから日焼け止めは1年中必須。私はSPF50のUVアイテムをオールシーズン使っています。
日焼け止めまでがスキンケアと捉えて、毎日のルーティンに取り入れてみてください。
石井美保さんおすすめ!日焼け止め3選
左「SPF50でしっかりカバーできるうえ、敏感肌でも使える日焼け止め乳液なので、季節の変わり目のように肌が揺らぎがちな時期にも重宝します。トーンアップも叶うからメイクアップ下地としても愛用」黄ぐすみを解決する、ピンク トーン アップ テクノロジーを搭載。UVケアしつつ、健康的でフレッシュな肌に。UV エクスペール トーン アップ ローズ<SPF50+・PA++++> 30mL ¥5,800(ランコム)
中「しっとりするのにベタつかないテクスチャーで首まで伸ばしやすいUVミルク。保湿成分たっぷりで紫外線をガードしながら、肌のバリア機能もアップ。日焼け止め特有の白浮きが一切なく、取り入れやすいプライスなので、顔から首まで惜しみなく使っています」敏感肌でも心地よく使える低刺激設計。ナチュラルピンクの色みで赤みや色むらもカバー。UVミルク センシティブ<SPF50+・PA++++> 50mL ¥2,800(アユーラ)
右「紫外線によるダメージを防ぎながらハリも与えてくれる、美容液のようなUVクリーム。スキンケアの最後に塗ると、ぷるんとした弾力と透明感がアップして、ハイライト要らずの若々しい肌に。塗ることで美肌に導くUVアイテムの最高峰」エイジングケアに効果的な美容成分を贅沢に配合。エイジングケアとUVケアが同時に叶う。スーパー UV カット インテンシブ デイクリーム<SPF50+・PA++++> 50g ¥10,000(アルビオン)
PROFILE
【石井美保】1976年生まれ。美容家、美肌サロン主宰、Riche代表。「こすらない洗顔」や「肌アイロン」の美容法を提唱し、レタッチ要らずの美肌の持ち主。確かな技術と知識、説得力のある言葉で、幅広い世代からの支持を集め、多くのメディアに出演。近著に『一週間であなたの肌は変わります』(講談社)はアマゾン実用書売り上げNo.1を記録する大ヒット!
コスメ問い合わせ先 ランコム 0120-483-666 アユーラ 0120-090-030 アルビオン 0120-114-225
撮影/イマキイレカオリ ヘアメーク/輝・ナディア(Three Peace) スタイリング/有本祐輔(7階の裏) 取材/坂本結香 編集/小林麻衣子
次回は10月15日頃更新予定 お楽しみに♡