【Mart11月号 佐藤アツヒロさん連載撮影裏話】まるでCMみたいな「家事×アツヒロさん」

「洗濯は好き」と仰るアツヒロさんを撮りながら感じた、「ひとりの生活者」としての姿。洗剤の使用法をチェックし、Tシャツをハンガーで干していくその手際の良さに、なんだか普段の姿を垣間見た気がしたのでした。

佐藤アツヒロさんが毎号、ひとつのテーマについてじっくり語る「こじらせ男子でなにが悪い」、発売中の11月号の撮影現場はどうだったのか、裏話をお届けします。

イメージはコンドミニアム!
家事全般のシーンが撮れるホテルにて

アツヒロさんとの打ち合わせで決めたロケ地の裏テーマは、「ハワイのコンドミニアム風」。白をベースにする?ちょっとウッドっぽい感じもあり?など、いくつかの雰囲気を想定して場所を探しました。洗濯ものを干すシーンも考えて、窓は大きめのところがベスト。何軒か候補を挙げ、最終的に下北沢の喧噪を抜けた、1階が古着やさんのホテル(illi Shimokitazawa)に決めました。撮影当日、部屋に入ってきたアツヒロさんが「ここに住んでもいいな」と仰っていたのが印象的でした。

スマートな家電使いが
ちょっとCM風

こちらは、左ページで掃除機をかけていただいたベッド周り。実はこの右奥に小さな窓があり、最初はそこを閉めていたのですが、「他の写真と明るさを揃えたほうがいいのでは」というアツヒロさん提案もあり、窓を開けて撮影したのでした。なお、小道具で使ったダイソンの掃除機はメーカーさんから借りたものですが、その使い方がとてもスマートで……。実際にカーペットを掃除したり、ちょっと立てかけてそばの壁にもたれたり……。掃除機がまるで素敵な小道具のようにいきるポージングをいくつも取ってらっしゃいました(採用カットは誌面をチェックしてみてください)。

現場の雰囲気を生かした
「撮ってみよう」カットも

あまりにも雰囲気が素敵な洗面所を見て「ちょっとやってみよう」となったのが、右ページ下のヘアドライカット。実は、今回のヘアスタイルは、アツヒロさんご本人がブラシとドライヤーを使ってセットしているので(ヘアメークさんが全部セットする場合、アツヒロさんがベースをつくる場合など、いろいろあります)、まさにそのときと同じような感じの手の動きを再現し、撮影しました。朝起きて、シャワーを浴びて、ここでセットして……なイメージでしょうか。

洗濯シーンは
ちょっとしたハプニングも

洗面所を右手に見た奥が、ランドリールームに。ここからキッチンを抜けて、メインカットのソファスペースに移動。その途中、フレディレックの洗濯かごから洗濯ものが飛び出るプチアクシデントがあり、まさに「おっと」というカットに。そちらは、通常サイズ版の目次でご確認ください。また、バッグインサイズ版の目次に使われたアイロンシーンでは、ソファの上に、たたんだ洗濯ものを置こう(そのほうが雰囲気が出る)となり、手早くタオルやTシャツを畳んでいたのが印象的でした。
※通常サイズとバッグインサイズの目次の写真が変わります。

ATSUHIRO’S EYE

撮影/ATSUHIRO SATO

撮影/ATSUHIRO SATO

撮影/ATSUHIRO SATO

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祝!連載1周年!
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