【秋冬マスクメーク】どんなマスクにも似合う【マスク美人】になれる5大ルール
マスク生活も早半年以上。マスク美人に見られるためには5つのルールがありました。どんなデザインのマスクでも共通のメークの新ルールを見直して。
顔の下半分が隠れるからこそ、見えている部分の魅力を強調
マスクがマストになって、今までのメークの常識ががらりと変わりました。艶やかな肌も、マスクでこすれて取れてしまえば台無し。エフォートレスな雰囲気で人気だった、アイラインなしのニュートラルカラーの目元は、ぼんやり、ともすれば不健康に見えてしまいそう。だから、ここは発想を変えて、見えている部分の魅力を存分に発揮することを考えましょう。いつもより長めにラインを引いて、目元を強調する。髪のツヤを意識する。そうやって魅力を磨けば、マスクをつけていても美しい存在感を放っているはず。そして、隠れている部分は、とにかく守りを固めましょう。
ルール1:尻は長め!眉尻と目尻はいつもより長めに描いて、横に拡大
マスクで顔の下半分が分断されるため、目をメークで縦方向に拡大すると詰まった印象に。横に広げるのが正解。2ミリほど伸ばして。アイラインに応じて横に伸ばす分、以前ほど太くなくていいけれど、細すぎる眉はNG。セザンヌ 超細芯アイブロウ 04 ¥500(セザンヌ化粧品)
高発色のリキッドまたはジェルアイライナーで、まつ毛の間を埋め、まぶたのキワにラインを。眉尻も、アイラインに合わせてやや長く。
ルール2:眉に生命力を!マスクをつける分、眉はふさふさでヘルシーな印象に
マスク姿は不健康に見えがち。ヘルシー見せのポイントは眉の上ライン。ここにパウダーを置くように塗ると、ふさふさ感が出て生命力が宿ったように。混ぜたり単色で使うことで、絶妙にリアルな眉が描けます。MiMCミネラルプレストアイブローデュオ 01 ¥4,000(MIMC)
パウダーで眉の隙間を埋めた後、眉頭の上のエッジ部分にポンポンと置き塗り。ふんわり感と毛並みが豊かに見えます。
ルール3:ツヤ肌よりサラ肌。パフで薄く均一につけて、マスクにつかないように
リキッドのツヤを生かすためパウダーレスが主流でしたが、今は取れにくいよう、全体はパフで、細部はブラシでパウダーを塗ります。ムラになりにくい、ルーセントタイプ。ITRIM エレメンタリー フェイスケアパウダー Renka ¥8,800(ITRIM/イトリン)
パウダーをつけるときは、ふわっと手に力を入れないのがポイント。ブラシの跡がついたり、ムラづきの原因に。
ルール4:肌より髪にツヤ。遠目に目立つのは、肌より髪の質感。マスクならなおさら
髪のトップにボリュームと、なめらかなツヤ感があると、ぐんと若々しい印象に。特に今は、マスクで顔が隠れる分ヘアにも注力すべき。巻きすぎも×。
ルール5:後れ毛をメークする!マスク姿に生活感や年齢を感じさせないために必須
ぼさぼさヘアは、生活感がただよったり、老け見えに直結。後れ毛にはワックスやオイルをつけ、適度にツヤや束感を出すことが必要です。
\マスクを外してもキレイ!/
ラインで引きしめた分、シャドウは肌なじみカラーを単色塗りでナチュラルだけどきちんとした目元に。
2020年『美ST』10月号掲載 撮影/向山裕信(人物)、大槻誠一(静物) ヘア・メーク/室橋佑紀〈ROI〉 モデル/松本若菜 スタイリスト/菊地ゆか 取材/吉田瑞穂、岩崎香織、山田正美 編集/佐久間朋子