タイ在住サッカー選手妻・中村明花さんが語る「世界的にも有名なイーペン祭りに感動!」

サッカー選手である夫(細貝 萌選手)の移籍に伴い、タイで子育てをする中村明花さんが、娘さんとの日々をつづるWEBコラム。
前回は幼稚園の「ロイクラトン」イベントに参加した際の様子や、その際の気持ちを教えてくれました。(前回の記事はこちら→)。今回は世界的にも有名なチェンマイの「イーペン祭り」について。にぎやかかつ幻想的なお祭りの様子は、読んでいるだけで海外旅行気分が楽しめます。

娘や友人とチェンマイの「イーペン祭り」へ

前回お話したタイのイベント「ロイクラトン」。チェンマイなど北タイ地方では「イーペン祭り」と呼ばれていて、陰暦12月の満月の夜(毎年11月中旬ごろ)、天空の神様に感謝の気持ちを捧げるため、また自らの苦難も空に舞い上がりますようにと願いを込め、夜空にコームロイ(ランタン)を放ちます。
映画「塔の上のラプンツェル」のモデルになったとも言われているので、ご存じの方もいるかもしれません。
先日、このイーペン祭りに参加してきました。
この祭りは有名なので知ってはいたのですが、夫の長期オフ以外に飛行機に乗って出かけるという選択肢が私の中でなかったので(バンコクからチェンマイまでは飛行機で1時間半くらいです)自分が行く事はないだろうと思っていたのですが……
今年はイーペン祭りが土曜日開催だったこともあり、周りの友だち家族がほとんど行くようで、聞いてみるとコロナの影響で観光客がおらず、「人が少ないから子連れで行きやすいタイミングは今」とか、いろいろな会場があるのですが、「子連れ向けの会場がある」、何より「チェンマイは食器屋さんやカフェなど可愛いお店だらけ!」と、プレゼン上手な友だちの話を聞いていたら「行くなら今か?」と気持ちが傾き……。
さらに夫が試合で土日に家を空けることになり、同じように旦那さんがお仕事で土日にいない友だちも行くか迷ってることを知り、ギリギリでその友だちと行く選択をしました!

 今まで見た事がない幻想的な世界に感動!

お祭りは、ランタンを飛ばすだけではなく、食べ物の屋台があったり、温泉がある会場だったので足湯ができたり、着ぐるみがウロウロしていたり、バルーンアートを作ってくれるピエロがいたりとお祭り気分でとっても楽しかったです!
ランタンを飛ばす前もタイらしい伝統舞踊ショー、ピーターコン(村の方たちが精霊を模した奇抜な仮面とカラフルな衣装で行うパレード)、ニューハーフショーなどが見られました。物販スペースもあって、首長族の方たちがつくったものを売っていて、首長族の方たちに会えた事も嬉しかったです!
温かな雰囲気が、私の地元のお祭りに似ていてすごく好きでした^^
そしてなにより、たくさんのランタンが空にあがる光景は、今まで見たことがない幻想的な世界で本当に感動しました。
ただ、自分たちでランタンをあげるのは思っていた以上に大変で(火がなかなか点かなかったり、1人では大変なので2人以上でやった方がよかったり)。
娘と持ちたかったのですが、娘にはまだ早いな、危ないな、と思ったので今回はやらせませんでした。
とても感動したのですが、「思い出に写真にも収めたい」「でもランタンあげなきゃ!」「娘はどこ⁉ちゃんといる⁉」みたいな感じで、終始バタバタ(笑)
これは子連れあるあるですかね(笑)
なので、次にもーーしも行く機会があったら、今回の経験を踏まえてランタンはあげずにゆーっくり見る専門が、私は一番満喫できるなと感じました^ ^

でも思い切って行ってみて良かった! タイにいるからこそできる貴重な体験なので、娘にもいろんなことを吸収して、いろんなことを感じて成長してもらいたいなと思っています^ ^

子どもにも優しい会場だったので、娘が楽しんでいて私も嬉しかったです^ ^

本当にキレイでした!


中村明花さん/1986年千葉県生まれ。Martモデルとして活躍する4歳の女の子のママ。調理免許、薬膳コーディネーター、幼児食インストラクターの資格を持ち、本誌では「中村明花さんのおかずに飽きたら“タイの知恵”」を連載中。プライベートを掲載したインスタのほか、日々の料理写真やレシピを掲載した料理アカウントも大人気!

★プライベートメインのInstagramアカウント
https://www.instagram.com/sayaka_nakamura3/
★料理メインのInstagramアカウント
https://www.instagram.com/sayaka_nakamura_food/

構成/長南真理恵

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