【レシピ】ワインセラーローゼンタール 島田由美子さんのハルマキ100本ノック 5本目/100

「春巻き? 美味しいけれど、自分で作るのはちょっと……。揚げ物は家では作りたくないし、中身の餡を作るのも面倒くさいし」。

このコーナーでは、そんなイメージを、いい意味で覆してくれるハルマキの数々をご紹介します。
題して「ハルマキ100本ノック」。

お酒のおつまみに、ごはんのおともに、簡単だけど美味しくて、そして、いつもよりちょっと食卓が盛り上がる旬のハルマキを、毎週1本ずつ打ち放っていきます。

まずは最初に、100本すべての共通ルールです

  • レシピは3本分の量で表記。
  • フライパンを使用。※ここで使用しているフライパンは、直径26㎝のテフロン加工のものです
  • 使う油は、大さじ4。フライパンが小さい場合は、これより少ない量に加減しましょう。

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  • 火加減は弱火から中弱火。じっくり揚げ焼きする感じです。
  • 火を入れる時、ひっくり返す時以外は、なるべく触らない。下手に触らない方が、きれいに仕上がります。
  • 巻き終わりの糊付けは不要。巻き目を下にして火を入れれば大丈夫です。

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 春巻きの皮は、モランボンの春巻きの皮を使っています。時にはゴツゴツした具を巻いたりもするので、破れにくく、かつ美味しい皮が理想。モランボンの皮は、ちょうどいい厚さで、パリッと仕上がるところが気に入っています。薄い皮を使う場合は、具材を巻く時や火を入れている時に破れないよう気を付けましょう。

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タコとジャガイモの春巻き

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 クリスマスカラーの春巻き第2弾は、ガブリとかじると、赤と緑がチラホラ、タコとジャガイモの春巻きです。タコとジャガイモの組み合わせは、スペイン料理でよく見ますが、春巻きにしてみて納得。タコの出汁がジャガイモに染みて、旨みたっぷり。アツアツのところを、キリリと冷やした辛口白ワインと一緒にどうぞ。

 

【材料】3本分

・茹でタコの足…8㎝程度
・ジャガイモ…小1
・長ネギ…6㎝程度
・パクチーまたはイタリアンパセリ…6
・春巻きの皮…3
・サラダ油…大さじ4

 

【材料】

1.ジャガイモは茹でて潰し、冷ましておく。
(茹で方については、下記「ジャガイモを美味しく茹でる」を参照)

2.タコは3㎜厚さくらいにスライス、長ネギとパクチーまたはイタリアンパセリはみじん切りにする。

3.ジャガイモが冷めたら、2の長ネギとイタリアンパセリを加え混ぜる。

4.春巻きの皮に3をのせ、上にタコを並べ、包む。

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5.フライパンにサラダ油を入れ温め、を並べ、弱火から中火で、全ての面がキツネ色になるまで揚げ焼きする。

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6.美味しそうな色になったら、火からおろして油を切り、半分に切る。 蛸に塩分があるので塩をつけずに、そのままどうぞ。

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 時間があれば是非トライを!
ジャガイモの美味しい茹で方

よく洗ったジャガイモを(皮付きのまま)小鍋に入れ、かぶるくらいの水を入れ強火にかけ、沸騰したら弱火で1時間くらい、芯に火が通るまで茹でます。弱火にしたら、グツグツ言わせないことがポイント。

皮を剝いて潰して冷蔵すれば、34日は美味しく食べられます。ゆっくりと茹でたジャガイモは、素材本来の甘味が出て美味しい。

ポテトサラダにしても、オムレツやコロッケにしても。味つけをしていないので何にでも使えて便利です。

動画でも紹介しています!島田さんによるコツなども聞けます!

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【PROFILE】

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島田由美子:ドイツワインと野菜料理を楽しめる「ワインセラーローゼンタール」店主。春巻きはお店の定番メニュー。季節によって、中身が変わります。

ワインセラーローゼンタール
住所:東京都中央区銀座8-7-11 ソワレ・ド・銀座第2弥生ビル8F
☎03-3574-8758
営業時間: 18:30~23:00
休:日、祝

 

撮影/牧田健太郎 構成/松本朋子