アラサー女子がやりがち!「男性に伝わらない好意のアピール」3つ【交際後編】

雑誌の恋愛特集やネット記事、女子会の噂…などなどで目にして信じてきた、数々のモテテクたち。それらは男性に〝好意のアピール〟として受け止められているのでしょうか?作家・心理カウンセラーの五百田さんに、出会いから結婚決意の瞬間までの正解・失敗例を解説していただきました。今回は付き合ってからの、男性がわかるorわからない女性の行動。男性に気持ちをわかってもらうためには、どう振る舞えばいいのでしょうか?

前回の「恋愛チェックリスト〜出会い編〜」はこちら!

アラサー女子がやりがち!「男性に伝わらない好意のアピール」3つ【出会い編】

【シーン1】忙しい彼にもっと会いたいと伝えたい時は?

    【これはNG!】彼の仕事や行動への不満を伝える
    生き方や価値観を変えさせようとする努力は、彼にとっては大きなお世話。自分が責められている気持ちにさせてしまうと、男性にとって一緒にいて居心地の悪い相手と認識されてしまいます。

    【これが正解!】 「会えて嬉しい」という感情を伝える
    自分の感情は、極力ネガティブさを抜き、彼にプレッシャーを与えないよう伝えるのがベターです。ねぎらいの言葉も添えて、一緒にいると落ち着くコを目指すのが正解です。

【シーン2】浮気されていないか不安な時は?

    【これはNG!】遠まわしに行動を聞いてみる
    遠まわしな言動にリアクションを求められること自体が、男性にとっては精神的に負担。彼への信頼のなさも伝わってしまいます。ましてや健気なイイ女を気取って「最後に帰ってきてくれればいいよ」なんて言うのは、彼をつけあがらせるだけ。

    【これが正解!】 正直に聞いてみる
    いっそ疑うなら、これくらいストレートな方が男性も答えやすい。「浮気したら別れるよ」 くらいの明確な指針を示した方が、結果として男性の行動を変える可能性が高いんです。

【シーン3】彼が2人の将来を考えているか確かめたい!

    【これはNG!】他の人の話を引き合いに出す
    そもそも、結婚は男性にとって「しなくてはいけないもの」。 他の人と比べられてプライドを傷つけられることはあっても、焦って結婚を早めることはほとんどありません。他の男性を〝若いのに結婚してすごいよね〟などと褒めるのも厳禁。

    【これが正解!】 きちんと時間を取って将来の話をする
    ポイントは、彼にプレッシャーをかけないこと。たとえば「私、30歳までに結婚したい」のように、女性側がマネージメントする姿勢でいたほうが、男性も乗りやすいんです。

教えてくれたのは…五百田達成さん

作家・心理カウンセラー 五百田達成(いおた たつなり)さん
コミュニケーション心理、社会変化と男女関係、SNSと人付き合い、ことばと伝え方をテーマに講演や執筆を行っている。テレビ・雑誌など、メディア出演多数。著書『察しない男 説明しない女』(ディスカバー21)は35万部突破。

イラスト/黒猫まな子 取材/井関唯絵 再構成/CLASSY.ONLINE編集室
※この記事は『CLASSY.』2018年1月号の記事を再編集したものです。