「2021年は塩で運気UP!」|最強の塩でヘルシーになる編

毎日何気なく使っている「塩」。CLASSY.2月号の「『調子悪い』と思ったら〝塩〟を変えてみよう」でも意外と知らない塩のスゴさと塩選びの重要性をご紹介しましたが、健康への意識がかつてなく高まっている今こそ「塩」に要注目! ソルトコーディネーターの青山志穂さんにいちおしの塩と、寒かった一日の夜ごはんにぴったりな塩を生かしたレシピを教えていただきました。

ソルトコーディネーター青山志穂さんいちおしの塩はコレ!

「今回ご紹介する鍋の味付けは塩だけなので、素材の力をしっかり引き出す力のある塩を選ぶのがおいしさの秘訣。“わじまの海塩”はナトリウム以外にもマグネシウムやカルシウム、カリウムなどがバランス良く含まれており、しょっぱさ以外にも、甘味やうまみ、コクがある塩です。特に野菜との相性は抜群で、大根の甘味を引き出したり、スープにコクを与えてくれます」(青山さん)

【わじまの海塩】能登の輪島沖50㎞の清浄な海水を100%使用。理想的なミネラルバランスと豊かな旨味でミシュランの星付き懐石料理店をはじめ有名レストランも愛用。わじまの海塩100g ¥500(美味と健康 http://www.wajimanokaien.com/ )

いちおしの塩でつくる超簡単ヘルシー鍋

【豚肉と大根の無限鍋】

「寒い時に食べたくなるのが、身体の中から温めてくれる鍋料理。豚肉と大根があればすぐに作れます。シンプルに切って煮るだけなのに野菜と肉からよい出汁が出るうえに、無限コンビの〝塩×ごま油〟と煎りごまの香ばしさも手伝って “ウソッ!”というくらい、おいしいお鍋に。最後にごはんと卵を入れておじやにするのもおすすめです」(青山さん)

【材料】
かつおだし汁 500ml
日本酒 100ml
豚肉 300g
大根 2/3本
大根の葉 10cmくらい
わじまの塩 4g
ごま油 大さじ1
煎り白ゴマ 大さじ1

【作り方】
皮をむき1cmの厚さに切った大根を面取りして、鍋の中に豚バラ肉と交互に入れながら並べる。
かつおだしに日本酒を加え、わじまの海塩を入れて溶かし、①の鍋に入れる。
大根の葉を入れて鍋の蓋をして、大根に火が通り透き通るまで中火で煮込んむ。
ごま油を回しかけ、煎り白ごまを散らしたらできあがり。

いちおしの塩とレシピを教えていただいたのは

青山志穂さん

慶應義塾大学総合政策学部卒業後、カゴメ株式会社を経て沖縄に移住。塩の専門店「塩屋」にて日本初のソルトソムリエ制度を立ち上げる。2012年一般社団法人日本ソルトコーディネーター協会を設立し独立。全国各地を飛び回りながら講演活動やメディア出演など塩の魅力を広く伝えている。著書に「日本と世界の塩の図鑑」「塩図鑑」。https://shiho-aoyama.com/

構成/CLASSY.編集部