【レシピ】料理家ワタナベマキさんの「私の愛するすり鉢レシピ」⑦

料理家という仕事柄、たくさんの器や調理道具をお持ちのワタナベマキさん。
そんなワタナベマキさんがこよなく愛しているのが「器としても使えるすり鉢」です。

今回使うすり鉢は、益子で作陶を続ける原泰弘さんの作品。
ゆり根のがんもどきや、五平餅でも使用しています。
ぽってりとした厚みのある質感で使い勝手抜群。

牡蠣の白味噌和え

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牡蠣をじっくりと蒸して旨味を引き立て、白味噌で和えたひと品。白味噌のほどよい甘みがあとを引きます。

【材料】2人分
牡蠣…8個
ゆず…1/2個分
酒…大さじ2
A
白味噌…大さじ3
塩…小さじ1/4
しょうゆ…小さじ1/2

1.牡蠣は粗塩か大根おろし(ともに分量外)などで洗い汚れを落とし水けをきる。
2.ゆずは皮をむいて粗く刻み、すり鉢に入れてしっかりとする。

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3.2Aを加えてヘラなどで混ぜる。

BBB_16504.牡蠣に酒をふり蒸気のたった蒸し器に入れて約7分蒸し、に加えて和える。好みでゆず皮をすりおろして散らす。

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「寒い日に、日本酒と合わせて楽しみたい和えもの。牡蠣は蒸すことでむっちりとした食感に仕上がります」

前回の記事はこちらから(五平餅)

[PROFILE]
ワタナベマキ:料理家。グラフィックデザイナーを経て「サルビア給食室」として料理家の活動をスタート・著書多数。新刊は『ほったらかしでおいしい!蒸しレシピ』(学研プラス)。
Instagramアカウントは@maki_watanabe

撮影/馬場わかな 文・構成/高田真莉絵