「オフィスカジュアル」のレディースコーデ!働く女性におすすめ
撮影/三瓶康友
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以前に比べてオフィスでのドレスコードに幅を持たせる会社も増え、オフィスカジュアルがますます一般的に。とは言え、仕事の場にふさわしい服装って、意外と難しいですよね。カジュアルという言葉に引っ張られて、ビジネスの場にふさわしくない装いになってるなんてことも。そこで、リーマム読者の実際の声から、失敗知らずのオフィスカジュアルのルール、探してみました!
オフィスカジュアルはっきりとしたルールがない!?
自分らしい洋服に袖を通すことができる一方で、「職場で浮かない程度の、清潔感あるカジュアルスタイル」と、オフィスカジュアルに明確なルールはありません。メンズに比べ、レディースはアイテムの幅も広く、会社や職種によって違う線引きも曖昧。これでは人によって捉え方が変わり、結局何を着ていけばいいのか、悩みますよね。そこで、読者の声からOK&NG事例、各アイテムの選び方、おすすめコーデを提案します。
【基礎のルール編】オフィスカジュアルのOK&NGラインをチェック!
オフィスカジュアルに確かなルールはありませんが、アイテム選びやコーディネートをする際に押さえておきたいポイントはあります。まずは基本をおさらい。
OKオフィスカジュアルのポイントは、奇をてらわない
トレンドや自分らしさのさじ加減がオフィスシーンでは大切。ベーシックカラーの定番アイテムで作る清潔感のあるスタイルを土台に、流行をさりげなく取り入れていきましょう。
(1)「きちんと感」「清潔感」を意識!
撮影/花盛友里
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たくさんの人に接するビジネスシーンでは、だれが見ても好感を持てる服装がベスト。きちんと感や清潔感のあるコーディネートが大切です。
(2)相手に安心感を与えるベーシック色まとめ
撮影/須藤敬一
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オフィスカジュアルのコーディネートで難しいのが色。あまり派手すぎるのも心配です。黒、白、グレー、紺、ベージュの定番色なら安心です。ベーシックカラー同士なら配色を考えるのも難しくなく、朝のスタイリング時間の時短にも。
(3)取引先との打ち合わせはきれいめで
撮影/須藤敬一
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取引先のドレスコードはわからないもの。あなたの会社がゆるめのオフィスカジュアルでOKでも、外部のかたとの打ち合わせの時はきれいめを心がけて。ジャケットは、一枚できちんと見えするオフィスカジュアルでは定番のアイテムです。
露出しすぎや、派手なカジュアルアイテム、デコラティブな服はNG!
どれだけおしゃれが好きでも、仕事とプライベートの服装はきっちり分けたいところ。ビジネスシーンに適さない、基本のNGスタイルをチェック。
(1)露出が多く、体の線が出すぎる服装
仕事相手が目のやり場に困る露出多めのスタイルや、ボディラインが出る服装は避けて。「ビジネスの場でよけいな女っぽさはなるべく出さないようにしています。ボトムスは膝が出ないレングスが絶対。夏でもノースリーブは着ません」
(2)派手な色使いのカジュアルすぎるアイテム
大胆なロゴが入ったTシャツやトレーナーなどのカジュアルアイテムだと、ビジネスの場で大切な信頼感が得づらくなるかも。「会社によって判断が分かれるデニムアイテム。うちの会社はOKですが、急な来客などを想定してはかないようにしています」
(3)作業がしにくいデコラティブなアイテム
「飾りがたくさんついた洋服は大好き。でも仕事のときは着ません。ものを取ろうとしたら袖に引っかかるような服は、仕事の邪魔になりそうな気がします」。効率的な働き方が勧められている今、スムーズに仕事できるアイテムを選びましょう。
【基礎のアイテム編】押さえておくべき、オフィスカジュアル定番アイテム
お仕事シーンでお役立ちなアイテムをピックアップ。これらを揃えておけば、オフィスカジュアルで悩むことも減るはず。
■トップス編
(1)定番のシャツ、ブラウス、カットソーはマストハブ
撮影/イマキイレカオリ
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やっぱり王道に勝るものなし。特にベーシック色のシャツやブラウス、カットソーだと周囲にも安心感を与えられます。少し遊びを加えたいので、袖や襟に仕事のじゃまにならない程度のデザインがあるものを選ぶのもポイント!
(2)ニットはハイゲージのジャストサイズで
撮影/平井敬治
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お仕事ニットを選ぶ基準は、目の細かいハイゲージ、ジャストサイズ、クルーネックかVネックであること。この条件を満たすニットであれば、淡いブルーやグリーン、ピンクでもオフィスで浮かず、きれいめなオフィスカジュアルに。
(3)羽織りアイテムを投入すれば、ノースリーブもOK
撮影/須藤敬一
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まずお仕事用ノースリーブトップスを選ぶときは、カジュアルすぎないブラウスやローゲージニットのものを。そのうえでジャケットを肩掛けするなどして、露出面積減らせばオフィスにもOK。
(4)職種や業種によってはTシャツやパーカーもOK
撮影/西崎博哉〈MOUSTACHE〉
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デスクワーク中心の内勤やアパレルやメディア、ITといったドレスコードが厳しくない業種なら、Tシャツやパーカなどのカジュアルアイテムもセーフ。仕事用パーカは派手なロゴ入りは避け、ベーシックカラーで無地やワンポイント程度のデザインを着ていくのが無難です。
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■パンツ編
(1)テーパードやワイドパンツが安心
撮影/曽根将樹〈PEACE MONKEY〉
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体の線を出さないルールに則って、パンツもワイドやテーパードといったゆとりのあるシルエットが◎。コンパクトなトップスと相性がよく、トップスインもしやすいのがポイント。バランスのいい、すっきりとした大人のオフィススタイルが即完成します!
(2)タックやセンタープレスできちんと感増量
撮影/三瓶康友
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外部との打ち合わせなど、よりきちんと感を求められる時はセンタープレスやタック入りがベター。オフィスカジュアルの定番アイテムなだけでなく美脚見えもするので、オフィスカジュアルにはぴったりです。
■スカート編
(1)王道はタイト、フレア、ストレート型。丈は膝の出ないミドルレングス
撮影/西崎博哉〈MOUSTACHE〉
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スカートは、タイトやフレアといった手堅いシルエットを。中でも、膝を出さないミドル丈が鉄板です。あまり柄のないシンプルなものを選んで、落ち着いたスタイリングを心がけましょう。
(2)ミニ丈、ボリューミーなフレア、チュール素材はNG
お仕事シーンで肌を見せすぎるのはNG。ひざや太ももが露出するミニスカートははかないほうが無難です。露出面積が少なくても、フレアシルエットやチュールスカートは職場には甘すぎて不向きかも。
(3)リゾート感強めなマキシ丈も避ける
露出面積は少ないものの、ビジネスシーンにはマッチしないのがマキシスカート。なるべく落ち着いたテイストのものを選びましょう。
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■ワンピース編
(1)ラフに映らないシャツやニット素材を
撮影/平井敬治
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ワンピースは素材選びが肝心。パリッとしたシャツや品のあるハイゲージニットのものを。シャツ、ニットのほか、とろみ素材も活躍しそう。
(2)膝を出さないミドル丈が鉄板
撮影/倉本ゴリ〈Pygmy Company〉
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スカート同様、ワンピースも膝のでないミドル丈が無難。抜け感がないときは、袖をロールアップして野暮ったくならないようなアレンジにしてみるのも良いかも。
(3)フレアやタイトシルエットが◎。ウエストマークできちんと感UP
撮影/倉本ゴリ〈Pygmy Company〉
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お仕事シーンにもマッチするシルエットは、ウエストがくびれたAラインやXライン。スタイルもよく見える一挙両得なシルエットでもあります。シャツワンピの場合、そのまま着るとカジュアルすぎる場合も。ベルトでウエストマークしてメリハリを出すなど、アレンジを効かせるのがポイントです。
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■ジャケット編
(1)即きちんと感を出すならジャケット。定番色ならなおよし!
撮影/金谷章平
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どんなオフィスのドレスコードもクリアする即戦力アイテムといえばジャケット。羽織るだけできちんと感が格段に上がります。お仕事ジャケットは、どんなシーンでも浮かない黒、グレー、ネイビーが一般的。会社のロッカーに置きジャケして、急な場合に備える、なんて人も多いようです。
(2)テーラードやノーカラーなら安心! ダブルは素材や色を吟味
撮影/川﨑一貴〈MOUSTACHE〉
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お仕事ジャケットの王道はテーラードやノーカラー。これらであれば定番色以外でもオフィスカジュアルにフィットします。ダブルのジャケットは色や形でカジュアルに映ることも。メンズライクなボックスシルエットで、黒やネイビーなどの落ち着いた色を選ぶのがオススメ。
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■シューズ編
(1)サンダルやミュール、スニーカーは避ける
オフィスにスニーカーはカジュアルすぎて悪目立ちすることも。サンダルやミュールなど、つま先やかかとが出るカジュアルなシューズも避けた方が無難です。
(2)パンプス&ローファーはプレーンなデザインで!
撮影/佐藤 彩
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間違いないパンプスやローファー。ただし、8cmを超すハイヒールやチャンキーヒールのパンプス、プラットフォームのローファーといった主張のあるタイプは、お仕事スタイルになじまないものも。ベーシックなデザインがオススメです。
(3)フラットシューズのデザイン選びは要注意
撮影/水野美隆〈zecca〉
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アイテムによってはNGなことがあるのがフラットシューズ。プレーントゥのローヒールパンプスやローファーはよくても、ラウンドトゥのバレエシューズやかかとを踏むようなパンプスは子どもっぽく見えることもあるので要注意。落ち着いた、大人デザインなフラットシューズが特にオススメ。
【応用編】これが正解! オフィスカジュアルコーデ見本帖
基礎編を踏まえて、ドレスコードをクリアしつつもお洒落なリーマムも納得のコーデを提案。気になるスタイルを参考にして、明日から好感度大なオフィスカジュアルコーデで出社しましょう!
■ジャケットコーデ編
(1)即きちんと! ジャケパンセットアップは永遠の定番
撮影/倉本ゴリ〈Pygmy Company〉
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コーディネートが簡単なうえ、失敗も少ないのがセットアップのジャケパン。重たく映る黒やネイビーではなく、アイボリーやブラウンなどの柔らかい色にすると、キリッとしながらも女性らしい印象に。ジャケパンはどうしてもかっちりしすぎるので、インナーに暖色を持ってきてやさしいニュアンスを加えるのも◎。柄のバッグを合わせて、遊び心をプラス。
(2)カーキ色ロングジャケットは、センタープレスの黒パンツでお仕事仕様に
撮影/イマキイレカオリ
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洒落感強めなカーキ色のノーカラーロングジャケットは、肩掛け&袖のロールアップで主張をセーブ。ストライプのシャツやライトブルーのハンドバッグがアクセントになり、ノーアクセでも垢抜けた印象に。上半身にインパクトを持たせたスタイルの場合は、センタープレス入りのきれいめパンツを合わせてバランスを。
(3)黒まとめならエレガントなツイードジャケットも簡単攻略!
撮影/倉本ゴリ〈Pygmy Company〉
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冬の定番ツイードのノーカラージャケット。特にハウンドトゥースなどの柄があるタイプをお仕事スタイルに活用する際は、配色に気をつかって。ジャケットが黒系なら合わせも同色系にしてモノトーンでコーディネートするのもオススメ。ツイードジャケットのエレガントさを生かしながら、スマートな仕上がりになります。
■スカートコーデ編
(1)+ジャケットで、甘めプリーツスカートを辛口アップデート
撮影/川崎一貴<MOUSTACHE>
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ミドル丈の淡色プリーツスカートは、甘くなりがち。そんなときは、ジャケットの投入でお仕事モードに引き締めて。黒やグレーもいいですが、淡い色にはブラウンやグレーといったかっちりしすぎない色も好相性。
(2)今すぐできる! タイトスカート+カーデの簡単ワンツーコーデ
撮影/最上裕美子
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シンプルなミドル丈のタイトスカートは、それだけできちんと感高め。シャツやカットソーでもサマになりますが、カーディガンでひねりを加えて。スカートのベージュと相性のいいネイビーのカーディガンは、ジャストサイズをセレクトするのがオススメ。フロントのボタンをきっちりと閉じれば、ワンツーでオフィスカジュアルが完成します。
(3)柄フレアスカートは清潔感ある白ブラウスでバランスを
撮影/西崎博哉〈MOUSTACHE〉
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柄のフレアスカートは、甘くなりすぎないよう渋めの色や派手すぎないプリントをチョイス。トップスはシンプルな白ブラウスを合わせて、清潔感のあるスタイルでバランスを。
■パンツコーデ編
(1)万能タックパンツは、ちょいデザインブラウスで遊びを
撮影/最上裕美子
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きちんと見えだけでなく、肉を拾わず大人の余裕を感じさせる、リラックス素材のタックパンツが優秀。定番アイテムでもあるので、ブラウスはちょっとデザイン性があるものを合わせてもお仕事スタイルに仕上がるのが◎。
(2)ハンサムな黒コーデはさりげない肌見せで抜け感を
撮影/杉本大希(zecca)
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すぐにきりっとした雰囲気になるものの、ともすれば迫力が出がちなオールブラックなコーデ。アイテム選びで女性らしさのあるお仕事スタイルに。センタープレスのパンツはアンクル丈で、素肌をのぞかせて抜け感を。トップスインでメリハリのあるシルエットにして雰囲気を和らげます。
(3)カラーのセンタープレスパンツで、お仕事コーデに差をつけて
撮影/谷口 巧〈Pygmy company〉
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センタープレスパンツなら定番色以外でもお仕事スタイルに合うのが嬉しいポイント。光沢のあるオレンジのパンツには、サファリジャケットのディテールを落とし込んだトップスでひねりをきかせて。フロントを閉じ、ベルトをウエストマークすれば、きちんと感はキープ。
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■ワンピコーデ編
(1)シャツワンピは、肌なじみのいいベージュがおすすめ
撮影/倉本ゴリ〈Pygmy Company〉
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シャツワンピをお仕事スタイルにシフトさせるなら、ベルトマークでシルエットにメリハリを。これでミドル丈でもスマートな着こなしに。白もいいですが、より女性らしい雰囲気を出すなら、ベージュ系をチェック。肌なじみのいい色で抜群に着こなしやすいはず。
(2)深めVネック&ベルトつきワンピで細見え+脚長効果も狙える
撮影/西崎博哉〈MOUSTACHE〉
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落ち感素材のワンピースも、お仕事スタイルにおすすめ。流れるような質感がボディラインをなだらかに見せ、優しげな印象を与えます。腰高に欠かせないベルト付きワンピ。首も深Vネックでベルトまでの距離を短くすることで、上半身がよりコンパクトに見えて、脚が長く見える効果が。
基本の上にトレンドやあなたらしさをプラス!
これがこれからのリーマム的オフィスカジュアル
ジャケットやシャツ、センタープレスのパンツなどの王道オフィス向けアイテムを押さえつつ、女性らしさを感じさせるフィット感のあるシルエットや、清潔感ときちんと感は欠かさない。基本のルールは守りつつ、トレンドや自分らしさを加えてスタイリングすれば、明日からのお仕事スタイルがもっと素敵に輝くはず!