色っぽい瞳に心奪われる♡田中みな実さんの【血色アイメーク】

決して強くないのに、人をひきつけてやまない目の持ち主、田中みな実さん。血色カラーで柔らかく、でも色っぽい、そんなアイメークを田中さんが絶大な信頼を寄せるヘアメークAYAさんに教えてもらいました。

“滲むくらい”の血色カラーが優しげで色っぽい眼差しを作る

優しげだけど凛とした、どこか色っぽい眼差しが理想。わかりやすくラインをはね上げたりするよりも、質感を積み重ねてほんのり滲む色やツヤ感に、知的で大人な色香が宿ると思うんです。

ラ・ドンナ所属。藤原美智子さんなどのアシスタントを経てフリーに。現在は各方面から引っ張りだこ。みな実さんからはそのこだわりのメークセンスで絶大な信頼を得ている。

教えてくれたのは……ヘア・メークアップアーティスト AYAさん

引き算眉頭×暖色ノーズシャドウで吸引力のある陰影を

眉頭は毛流れを意識。イメージに合わせカーキやオレンジなど色のトーンを変えます。ノーズシャドウに血色カラーを混ぜて眉頭から鼻脇に入れるとまぶたと眉の余白解消にも。

左から、2016年発売以来のロングセラー。上2色に下のオレンジやピンクを混ぜくすまないノーズシャドウとしても使用。アイブロウ クリエイティブパレット¥4,200(イプサ)、メタリックな赤みがメーク全体の雰囲気にクールなオシャレ感を足してくれる。絶妙な角度のブラシも使いやすい。クシ ブローP バーガンディ¥3,400(シュウ ウエムラ)

狙った感のある赤みはやりすぎ。 “ほんのり滲む” 色がベスト

雰囲気を作りたいときは目元に透け感のある赤みシャドウをのせて。クリームシャドウをまぶたに仕込んでから、同系色のシャドウを重ねることでまぶたに奥行きが生まれます。左、レッドベージュのクリームシャドウとゴールドパールのパウダーシャドウのセット。RMK ザベージュライブラリー アイシャドウデュオ 01スプリングスパークル¥4,000(RMK Division)※1/4発売 ★田中みな実さん使用色 右上、大人気のアイグロウ ジェムにスチーミーマットな質感が登場。アイグロウ ジェム BR305 ¥2,700(コスメデコルテ)※1/16発売 右中、ほぼカラーレスなベージュラメがまぶたに柔らかなきらめきを宿します。アディクション ザ アイシャドウ 001P コットン ¥2,000(アディクションビューティ) 右下、春の花をイメージ。淡い発色と質感を重ねて奥行きある眼差しに。THREE ディメンショナルビジョンアイパレット 10 ¥6,500(THREE)※1/13発売

bをまぶた全体に仕込み、目のきわからまぶた半分までaを重ね全体を調和させます。下まぶたの目頭2/3にd、目尻1/3にcを入れます。

アイラインの色はまぶたと合わせればより柔らかく

アイラインは繊細に入れます。イメージに合わせてリキッドで締めたり、ペンシルでぼかしたり、カラーライナーにしたり。同系色で描くとよりふんわりした印象になります。

左・ダブルエンド構造でリキッドとペンシルを用途に応じて使用できる。アイライナー W 03 RBR ¥3,800(イプサ)※1/22発売 右・ブラウンにオレンジパールが入ったニュアンスカラー。馴染みがよく滑らかな描き心地。ルナソルシークレットシェイパーフォーアイズ 01 ¥2,800(カネボウ化粧品) ★田中みな実さん使用色

2021年『美ST』2月号掲載 撮影/吉田 崇〈まきうらオフィス〉(人物)、 五十嵐 洋(静物) ヘア・メーク/AYA〈LA DONNA〉 スタイリスト/安西こずえ〈Coz inc.〉 取材/中田ゆき 編集/浜野彩希

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