猫好きライターが厳選する「猫の本」6選【猫アート作品編】

コロナ禍での生活制限や、慣れないニューノーマルな生活。ストレスがたまりがちな毎日の中で、私達を癒してくれる猫。ヴィジュアルだけじゃなく、その行動や存在、猫のすべてのが大好きな猫好きにお勧めしたい猫本を紹介。第3回目は、猫が題材のアート本。世界中のアーティストを魅了する猫は、彼らのミューズ的存在。ミューズとなった猫達のアートは、お家時間、リフレッシュしたい時に、手に取ってもらえたら!

1. 『タマ、帰っておいで』(講談社)

作・横尾忠則

💡ライターのおすすめポイント

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世界各国の美術館で個展を開く日本を代表するグラフィックデザイナーであり、美術家の横尾忠則氏が、2014年15歳で亡くなった愛猫・タマへの愛を日記とアートで綴った画集。タマが天に召された日から横尾氏が描き続けたタマの絵は、なんと91点。実際にタマに会ったことはなくても、息づかいが聞こえるような、愛あふれる画風と親密な空気感がうかがえるアートは、「生まれ変わったら、また一緒の家族になろう」という横尾氏の深い愛情が痛いほど伝わってくるもの。また、横尾氏のタマにまつわる文章や日記は、猫への愛情という枠にとらわれず、「愛」や「死」とは?と問いかけられ、今までに人生を見つめ直すきっかけになるような、そんな自分自身に寄り添ってくれる1冊。

2. 『THE BOOK OF THE CAT 名画の中の猫』(エクスナレッジ)

著・アンガス・ハイランド、キャロライン・ロバーツ 訳・喜多直子

💡ライターのおすすめポイント

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美しく気高く自由に生きるその姿で、古今東西のアーティスト達を魅了してきた猫。いわゆる有名な芸術作品は、猫を題材にしたものが数多くあります。その中でも、たまらなく愛くるしい猫を描いた名画を集めたのが、このアート集。アンディ・ウォーホル、歌川国芳、レオナルド・ダ・ヴィンチ、デイヴィット・ホックニーなどなど猫という共通点のもとに集められた、様々な作風のアートは約96点。作中では、猫ワールドが炸裂しています。美しいものをみて癒されたい時に、アート好き、猫好きへのプレゼントとしてもおすすめです! カバーを外しても可愛い装丁も◎。

3. 『CHATS ネコ大好き!』(グラフィック社)

著・ジャン・キュヴリエ博士 訳・柴田里芽

💡ライターのおすすめポイント

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見るだけじゃなくて試着した方が魅力が伝わる服があるように、そんな本もあるんです。カバーの黒猫はなんとイラストではなくもふもふのファー仕様。是非、本屋さんで1度手に取って本を開いて欲しい、猫の歴史から生態系、しつけ方や猫のアートまで猫の何でもを学べる猫の図鑑。図鑑といっても、堅苦しいものではなく、ポップアップブック形式の本作は、500枚以上の写真とイラストが彩る遊び心あふれる仕掛け絵のようなページ構成。夢中で、メモなどの仕掛けを楽しんでいるうちに、気が付いたら猫の勉強もできてしまうんです。細かい仕掛けを見逃さないように、猫を撫でるように、じっくり集中して読んでみては!

4. 『MOEのえほん ほんやのねこ』(白泉社)

著・ヒグチユウコ

💡ライターのおすすめポイント

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GUCCIとのコラボレーションでも知られる、イラストレーター・ヒグチユウコ氏。ただ可愛いだけじゃない、カラフルなタッチと愛嬌のある表情。ほんの少しの毒と面白さが効いた中毒性のあるヒグチ氏のイラストの魅力が詰まった絵本は、見ているだけで幸せな気持ちになれる正に眼福な1冊です。謎めいた女主人の営む本屋に集まる、ユニークなお客さんが織りなすほのぼのとした作中には、ヒグチユウコ氏のファンならおなじみのギュスターブ君のほか、ツチグリ、ひとつめちゃんなども登場! シリーズの絵本『いらないねこ』『せかいいちのねこ』もおすすめです。

5. 『藤田嗣治画文集 猫の本』(講談社)

著・藤田嗣治

💡ライターのおすすめポイント

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エコール・ド・パリの代表的な画家であり、フランスで最も有名な日本人と言われる藤田嗣治氏。独自に生み出した、乳白色の肌と言われる女性の絵が代表作ですが、「女はまったく猫と同じ」と評するほど、その猫好きは有名。数多くの猫の作品も残しており、この画集は自画像と猫や、猫と女性、猫自身と、猫に関する作品集めた画集に、藤田氏の猫に関するエッセイを添えたもの。藤田氏の猫の絵は、引きつけられて見入ってしまうほど、繊細。その毛並みのタッチから、躍動感、些細な表情まで、猫の一瞬を正確に捉えていてその鋭い観察力とデッサン力には脱帽し、心底猫が好きだったことがうかがえます。芸術を楽しみたい、そんな気分の時に手にとってもらいたい本。

6. 『CATS,CATS,CATS』(BULFINCH)

著・ANDY WARHOL

💡ライターのおすすめポイント

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自宅で26匹の猫達(25匹のサムと子猫1匹)と暮らしていたという、伝説的に語り継がれるポップアート界のスター、アンディ・ウォーホル氏。スープ缶やマリリン・モンローのアートで有名になる前の1950年代をメインに描かれた猫をモチーフにした35点のイラストとウォーホル氏のオリジナリティ溢れるユニークな言葉が綴られたアート集です。アートな世界に引き込む、カラフルなポップアートはもちろん一見の価値ありですが「どうして人って、幸せでいられる時間を、わざわざ不幸にして過ごすの?」など、散りばめられた気まぐれな言葉は、鋭く心に響くものも。アートを楽しみながら、英語を勉強しながら、人生について考えさせられる奥の深い1冊です。

味澤彩子 ビューティを中心にフ

味澤彩子
ビューティを中心にファッションやライフスタイルも担当するCLASSY.ONLINEライター。担当媒体は『STORY』『VERY』など多岐に渡る。根っからの猫好きが高じて女性自身別冊『ねこ自身 2匹目』『ねこ自身 グルーミング』『FNASH ねこ自身』では編集を務める。現在飼っているのは三毛猫の「みー」と「はな」。好きな猫のタイプは「ツンデレ」。猫に関する書籍は25冊所有。

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構成/CLASSY.ONLINE編集室