チョコの達人3名が教える「2021年の厳選チョコレート」6選

今年もバレンタインシーズンの到来♥ギフトに、自分用に、どれを買おうか迷ってしまうし、今まで知らなかった新しい美味しさにも出合いたいですよね。それならプロに意見を聞くのが1番では?ということで、3名の〝チョコレート賢者〟におすすめを教えてもらいました。

チョコレートジャーナリスト・市川歩美さんがおすすめ

    今年もバレンタインシーズンの到

    ●スモールベア エマ
    「Hi♥と挨拶してくれているかのようなポーズと赤いハー トが可愛い。こういう時期だからこそ、可愛らしいチョ コをお家時間の心の癒しにしたいです」カカオ40%のミルクチョコレートとダークチョコレートを 使用し、熟練の職人が一点一点手作りで、くまのふわふ わな毛なみまでを再現しています。大きさはW55×D50 ×H60㎜ほど。¥2,700(CACAO SAMPAKA丸の 内本店)

    今年もバレンタインシーズンの到

    ●新月ショコラ
    「まるで前菜のような、センシティブな風味のボンボンショコラは水彩画のような印 象も。とても好きで、毎月欠かさず食べています。」 ファッション業界からショコラティエに転向した山﨑則子さんの手作りショコラ。店 舗を持たず、オーダーに合わせたオンライン販売のみ受け付けています。¥3,780(ノ リコ-ショコラ)

伊勢丹「サロン・デュ・ショコラ」担当バイヤー・真野重雄さんがおすすめ

    今年もバレンタインシーズンの到

    ●タブレット マンダリン
    「馴染みのある果物を使用した新作を依頼したら、様々な産地のマンダリンをテストし理想の味に近づけてくれました。マンダリンとカカオの相性が抜群です」1953年創業、仏リヨンを代表する老舗の新作タブレット。ビーントゥーバーの中には、丁寧に仕上げた自家製のパートドフリュイが閉じ込められています。¥3,500(伊勢丹新宿店)

    今年もバレンタインシーズンの到

    ●トリュフ プラリネ クルスティヤン
    「ヘーゼルナッツのプラリネをミルクチョコレートコーティングし、表面にはフイヤンティーヌ。シンプルながらも、サクサク食感と奥深い味わいを楽しめます」南フランスの小さな街、シャトールナーにブティックを構えるMOF(フランス国家最高職人章)、フレデリック・アヴェッカー氏の人気作。パティシエでもある彼の良さをしっかりと感じることができる品です。¥3,200(伊勢丹新宿店)

チョコレート大好き芸人・カナイさんがおすすめ

    今年もバレンタインシーズンの到

    ●ボンボンショコラ
    「夏にチョコレートアイスを食べ、その濃厚さに驚いてからすっかりお店のファンに。インパクトがありつつも優しい味わいのボンボンショコラが大好きです」国内外のパティスリーで修業した黒木シェフが東京・五反田に構えた本格派チョコレート専門店。右上から時計回りに、Miel、Café、Fruit de la passion、Citron basilic、Sel各¥278(レ・カカオ)

    今年もバレンタインシーズンの到

    ●神様の大粒 生チョコレート
    「アリバカカオの良さを最大限活かすためにカカオパウダーを使用していないので、味わいが超濃厚!口に入れた瞬間に滑らかにとろけ、風味も抜群です」日本でここでしか食べることのできない、希少かつ最高級のエクアドル産アリバカカオから作る極上の生チョコレート。赤坂見附店の他、オンラインでも購入可能。ダーク3個入り¥1,300(ママノ チョコレート)

おすすめしてくれた3人の対談も!We♡Loveチョコレート

どんなチョコレートが好み?コンビニで買うなら?チョコレートのトレンドって?気になる質問を3人に聞いてみました。

[右]チョコレートジャーナリス

[右]チョコレートジャーナリスト・市川歩美さん
日本唯一のチョコレートジャーナリスト・コーディネーター。365日様々な媒体でチョコレートやカカオの情報を発信している。https://chocolatejournal.fun

[中央]伊勢丹「サロン・デュ・ショコラ」担当バイヤー・真野重雄さん
サロン・デュ・ショコラ担当バイヤー。長年、食品部門にて生鮮食品や外国展催事に関わり、2017年より現職。座右の銘は「百聞は一見にしかず」。

[左]チョコレート大好き芸人・カナイさん
松竹芸能所属のお笑いタレント。2020年11月30日にコンビの解散を発表し、現在はピンとして活躍。元ロッテ社員で、チョコレート好きとしても知られる。

いつの時代もチョコレートは夢のある食べ物であってほしい

カナイさん

カナイさん(以下、カナイ):僕、子供の頃からフェレロ ロシェが大好きで。母が買ってきてくれると、その日はずっとご機嫌でした。
市川さん(以下、市川):わかる(笑)。
カナイ:リンツのリンドールは大人になってから知って、頑張った日の仕事終わりに自分へのご褒美で食べています。
真野さん(以下、真野):丸いチョコはシェルと中身の対比が面白いですもんね。何が入ってるかな?とワクワクしながら食べる楽しみがあって、惹かれる気持ち、すごく共感できます。
市川:カラフルでキラキラしたラッピングは、見るだけで気分が明るくなりますね。あと、両端を引っ張ってシュッと開ける時の高揚感もたまらない。
真野:コンビニでも買いますか?
カナイ:元々ロッテの社員だったのもありますけど、紗々をよく買いますね。

取材/伊藤綾香 撮影協力/AWABEES