肌荒れ・炎症を防ぐ!withマスク時代の【最新スキンケア】ニュースTOP3

マスクが朝から晩まで外せない日々。ここに大気汚染や花粉が加わり、マスクの下の肌は劣悪な状態に。これまで肌荒れに悩むことがなかった人にもマスク肌荒れが急増中です。そんな今抑えておきたい最新スキンケアニュースをまとめました!

1:韓国発、レーザー炎症を抑えるための「シカ」

韓国で人気の「シカ」。ダメージを受けた肌を再生すると話題の成分、ツボクサエキスが入ったスキンケアを指し、元々は薬局で売っていた「シカケア」というジェルシートが由来となっているよう。30倍に凝縮されたツボクサ由来の整肌成分を含む、軽やかなテクスチャーのライトバーム。ビジャ シカバーム EX ¥2,700(イニスフリー)

話題のジャパンメイドが登場!左:ツボクサエキス、ツボクサ葉エキス、マデカッソシドからなる独自成分、アクティシカを配合。高い修復力とブライトニング&エイジングケアを叶えます。シカリペア クリーム ¥4,500 中:ひと吹きで外的ストレスから徹底プロテクト。シカプロテクト ミスト ¥2,300 右:鎮静・修復効果の高いとろみ化粧水。シカリペア ローション¥3,200(すべてsitrana〈シトラナ〉)

●「シカ」って何? 高い抗炎症、抗酸化、抗ストレス作用を持つツボクサエキス=シカ。韓国では、レーザー治療など美容医療のアフターケアに肌再生、保護ケアとして用いられてきました。クリームが有名ですが、マスクやアンプル、ジャパンメイドのものも続々登場。

2:自然由来の「バクチオール」は進化版レチノール

シワケア分野で最近特に名前を聞くのがこの成分。レチノールのように肌のターンオーバーを活性化するのに自然由来・低刺激ということで、ナチュラルコスメにも取り入れられています。敏感肌にも優しいシワケア。左:第二のレチノールと言われ、敏感肌でも使えると俄然注目を浴びるバクチオールが主成分の美容液。バクチススキンセラム ¥7,800(バクチスコーポレーション)右:バクチオール配合のシワケア美容液。みずみずしいテクスチャーで朝晩問わず使いやすく、精油の香りにも癒される。N organic Vie リンクルパック エッセンス ¥8,400(シロク)

Instagramで人気のMEGBABYが、自身の敏感肌に悩みプロデュース。左:バリア機能に着目し、素早く潤いを注入する集中保湿ケア。mgb skin シカ バリア アンプル ¥4,100 中:肌が持つ再生・保護能力に着目。ツボクサエキス、ハマメリスエキス配合。シカスージング リペア マスク 5枚入り ¥1,700 右:最近の必需品、ハンドジェルにも配合。毎日のアルコール除菌で傷んだ手肌も優しくケア。シカ ハンド クリーンジェル ¥1,200※オンライン販売(すべてMEGOOD BEAUTY)

●「バクチオール」って何? 自然由来の成分で、レチノールに非常によく似た働きをするのに低刺激。抗酸化・抗炎症作用があり、コラーゲン産生促進、エラスチンの保護作用においては、レチノール以上の作用が確認され、俄然注目を浴びています。

3:健やかな肌のために欠かせない「美肌菌」

皮膚表面の常在菌である「美肌菌」と「悪玉菌」は互いにバランスをとりながら共存しています。 悪玉菌を増殖させずに美肌菌がきちんと育つ環境を整えることが重要です。左:美肌菌(スキンマイクロバイオーム)の働きを高める効果が実証された、ベストセラー美容液。ジェニフィック アドバンスト N30㎖ ¥10,000(ランコム)右:美肌菌に着目。酵母エキスを配合し、角層深部まで潤いを与え肌の生まれ変わりをサポート。グリチルリチン酸ジカリウム配合。d プログラム ホワイトニングクリア ローション MB ¥3,900(資生堂インターナショナル)

●「美肌菌」って何? 皮膚には300種以上もの皮膚常在菌が存在し、「表皮ブドウ球菌」を主とする肌の保護に役立つ常在菌がいわゆる「美肌菌」。「黄色ブドウ球菌」など肌に悪影響を与える悪玉菌が一定量以下のバランスの取れた状態が美肌の土台となります。

2021年『美ST』2月号掲載 撮影/大槻誠一(静物) 取材/吉田瑞穂 編集/浜野彩希

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